あなた



この前のあの日

ミスドに出かけたの

私の横にちょこんとひっついてすわった彼がいたの

私ね、何回想い出してもあの時のその彼が素敵だったの

喫茶店では私の服のはしっこを握り締めて

「離したくないよ~」と言った彼

その瞳がお茶目で、またそれが素敵だった彼

「え~ん」って泣いて、私を困らせる彼

それでいて

「いつも君のそばにいるからね」「ぼくは君を守り続けるからね」「ぼくは君のボディガード」

そう言って、私を励まし包んでくれる彼

私はそんな彼に弱いのです。

その人は、離れていても私の中に生きている私の彼

その人は私の大切な彼、その人はあなた



この前のある日

ミスドに出かけた

ぼくの横にちょこんとひっついてすわった彼女がいた

ぼくは、何回想い出してもあの時の彼女が素敵で抱きしめたかった

二人で選んだドーナツ、お話に夢中でなかなか減らないけれど

半分こにして、ぼくのお皿に置いてくれた彼女

ぼくはちゃめっけで、またそれを半分こにして、彼女のお皿に戻す

そしたら、こぼれるような笑顔で、ドーナツをお口に運んでくれた彼女

ぼくはそんな彼女の笑顔に弱いのです

彼女の笑顔はぼくの心強い味方なのです

「またがんばろう」「やってみよう」「あの人のためにもめげちゃあいけないもん」と想えるのです

その人は、離れていてもぼくの中に生きているぼくの彼女

その人はぼくの大切な彼女、その人はあなた



「あなたがいるから」「君がいるから」

「君にはぼくがいてくれる」「ぼくには君がいてくれる」

そう想える君とぼく

心が疲れたとき、心を細くなったとき、心をどこかに置いてきたとき

お互いを想って

君もぼくも息をつくことができるんだ

笑顔、声、君とぼくの姿・・・

何もかもが二人の大切なもの

かけがいのない君とぼく

お互いがいるから、生きていけるんだ

そう想える感激をありがとう

いつまでも、この感激を大切に、手に手を取り合って生きていこう



「あなたがいるから」「君がいるから」

「君にはぼくがいてくれる」「ぼくには君がいてくれる」

そう想える君とぼくだから