ふたりはひとり

君とぼくをつなぐもの
それはいっぱい
それは詩と本と映画とPCと・・・
そしてコーヒーにドーナッツ
ミスドにスターバックス
君とぼくにはぴったりなものだから

いえいえ
君と一緒だからすべてが輝いて見えるんだ
君と一緒だからすべてが命あるもののようにみずみずしく想えるんだ

君とぼくをつなぐもの
それはいっぱい
それは涙・・・
君が泣いたとしても
それは悲しみの涙ではなくなった
それでも、ぼくはぼくの胸で泣いてほしいと思う
君の涙、悲しみの涙でないのがわかるから
それを集めて、宝石箱にいれて取っておきたい
きっと幸せの種が芽を出して花が咲いてきそうだから

君とぼくをつなぐもの
それはいっぱい
それは君と一緒の気持ち
素敵な君に恋したぼくの気持ちと
「あなたはホントに素敵なひと」と言ってくれる君の気持ち
「疲れ果てた私がこんなに生き返りました」「あなたのおかげです」という君
「一緒に生き返ったのかもしれないね・・・」というぼく
ぼくは、ゆっくりだけど一緒の気持ちで歩いてくれる君がいるからうれしいのです

君とぼくをつなぐもの
それはいっぱい
それはこんな互いへの感謝
「君だから、ぼくも出かけられたのです」
「あなたが連れていってくれたからできたのです」
「あんなに行きたかった劇団四季も君とだから、ぼくも行けたのです」
「USJもそう、観覧車も、そして通天閣も動物園もみんなそう、あなたとだから行けたのです」

一人で行くエネルギーは残っていなかった二人だから、一緒の気持ちで出かけるのがうれしいのです

君とぼく
ふたりはひとり
「素敵な君が一緒だから」
「ステキなあなたが一緒だから」
ぼくは君と一緒にいるのがうれしいから
何でも相談して、ひとつひとつ歩いていこう
道をふさぐ石は横にのけて、歩いて行こう

ぼくは、君の道案内係
北の空に、燦然と輝くポラリスのように
行く手を指し示す、そんなぼくでいたいのです

君とぼく
ふたりはひとり
ぼくはゆっくりゆっくり、君と話をしながら
ゆっくりゆっくり、君に聴きながら
君はぼくに聴きながら
共にうなずき、そして、互いの気持ちを確かめ確かめ、生きていきたいのです
そう、一緒の気持ちで生きていきたいのです