君からのたより、

     ぼくからのたより

君からのたよりがあった
短いたよりだったが
「あなたのメールに支えられながら乗り切ります」
「想いは同じだよ」
と書かれていた

どうして、こんなにステキなことが書けるの
そう想ってしまう
ぼくは、この短いたよりで生き返る
君からのたよりで
ぼくはまた元気を取り戻す

ぼくも君にたよりを出す
想いを長々と綴ることもできないが
「ぼくからはいってらっしゃいなんて言えないよ」
「早く、ぼくのところに戻っておいで!」
と書いて送った
めめしいと笑うかもしれないが
ぼくは、こんなたよりを書くことで生き返る

君へのたよりで
ぼくはまた元気を取り戻す
君からのたより、ぼくからのたより
お互いの想いを伝えられる
「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」
そんな短いあいさつを伝え合いたいと心から願う瞬間がある
すぐに、そしてその場で言えないもどかしさはあるけれど
それでもお互いの想いを伝え合える君とぼく
「今日は自己嫌悪にならなかった」
「支え合って生きられることに感謝したいね」
そんな想いのキャッチボール
ありがとう、うれしいね

君とぼく
君からのたより、ぼくからのたよりがあるのだから
これからも一緒に生きられる
想いのキャッチボールを続けよう
しんどくなったら、お互いの腕の中で、ゆっくり休めばいい
つらくなったら、お互いの腕の中に身を寄せればいい

支え合い、励ましあって生きられる君とぼく

ありがとう、うれしいね