🚃南海電鉄特急ラピート🚃


ふと気がつくと

毎日
私にもいろんなことが起こるけれど、そのたびにあなたが見えるのです
今日だって一人、用事でいろんな駅に行ったのです
そんなとき、駅頭でふと気がつくと、あなたがいるのです
私一人のはずなのに、ふと気がつけばあなたがいて
あなたのそばには安らかな笑顔の私がいるのです
 
それらの駅
あなたと一緒に歩いた駅もあるけれど
あなたと出かけたことのない駅だってある
それなのに、とっても不思議だけど
その駅のホームや改札口を通っていると
どうしてか、そこにはあなたと私が見えるのです
私一人のはずなのに、ふと気がつけばあなたがいるのです
そして、あなたのそばには安らかな笑顔の私がいるのです
 
私の中で見えるあなたと私
二人はとってもうれしそうで
とっても仲良しで
人ごみに、ちょっぴり表情はこわばっているようにも見えるけれど
それでも、あなたに手をつないでもらっている私
いつの間にかあなたに抱かれているように安らかな笑顔になっていました
そう、いつの間にか夢心地の私なのです
 
あなたも・・・
一人、電車に乗って車窓から外をながめていると
君の街が見える気がする
実は君の街ではないと、頭では分かっているんだけど
それでも君の街のように感じ君を想うぼくがいる・・・
そんなことを私に教えてくれるあなたがまたいいなと想うの
あなたの心のなかにも
一人のはずなのに、ふと気がつけば私がいて
私のそばには安らかな笑顔のあなたがいるのですね
 
あなたも私にはそういう感覚があるのね
現実でないからと振り捨てるのではなく
現実ばかりをつきつめて追いかけるのでもない
二人が逢えない時は、それぞれに互いを感じるものに想いを寄せながら互いを想う
そんな夢のような時間がうれしい
そして、そんなことをお互いに「今日、こんなことがあったよ~」と打ち明けられる二人
「こんなことできたらいいな」と夢を描き
夢見る心地で生き
時に、夢の中をともにさまよえる
私一人のはずなのに、ふと気がつけばあなたがいて
そして、あなたのそばには安らかな笑顔の私がいるのです
そんな二人になれたのがうれしくて感激です