君を守りたい
 

君を守りたい


どんなときも守りたい


心からそう想うようになった


「守る」という言葉は本当に人を愛した人しか言えないという


だからこそ、ぼくは君を「守りたい」と想えるのが感激なのです


ぼくは十分まだその意味するものを果たせてはいないけれど


それでも、変わらずその想いを持ち続けていきたいと想うのです
 
君を守りたい
そう想ったのは、何度目かのクリスマスデートのとき
クリスマスのリバー・クルージングに遅れそうになって二人で走ったとき
何とか間に合って二人笑顔でふと空を見上げたら、見上げた空に星が見えて
満天の星を一緒に見られる幸せを感じたのでした
ぼくは、心からこみ上げるように「この幸せと君を守りたい」と想ったのです
 
君を守りたい
そう想ったのは、二人で出かけたコンサートの後
ふと見上げた空に満月が輝いていた時
二人で見上げた満月はとてもきれいでそれでいて優しい光
月明かりに見えた君もとても素敵だった
そして、一緒に月を見られる人がいたのが本当に感激で
「こんなことってあるんだぁ」と驚き感激したのでした
ぼくは、心からこみ上げるように「この幸せと君を守りたい」と想ったのでした
 
君を守りたい
そう想えるのは、人が見逃してしまうものでもちゃんと見つけられ
そして、それを互いに伝えて、互いに喜び合い感激できるから
馬鹿にしたり無視したりしないから・・・
ぼくは「この幸せと君を守りたい」と想うようになったのです
 
君を守りたい
ぼくに抱かれながら涙する君
「うれしくても涙するのね」という君
それを聞いて、君は本当につらいことがいっぱいあったのだと想ったのです
涙する君のほおにキスをして、涙をぬぐうぼく
ハンカチでただぬぐうのではなく
ぼくがすべて一しずくたりとも逃さないようにぬぐってあげなくてはと想ったのです
つらい想いをした分だけ涙するのだと想うから・・・
そんな君もぼくも出逢えて本当によかったと想う
出逢ってから、君もぼくも見違えるように元気になったのがわかるから
だから今、この瞬間も「この幸せと君を守りたい」と想うのです