君を想う
 
寒さがまだまだ厳しい冬の夜に
君がいない冬の夜に君を想う
暖房は効いてはいるが、君がいない寂しさがある
コーヒーの香り漂うそんな部屋でひとり、君を想う
君と時の経つのも忘れて話すのもいいけれど
ひとり、君を想って過ごすのもいい
冬の夜、君を想って過ごすのもいい
またすぐに素敵な君と逢えるのだから
 
寒さがまだまだ厳しい冬の夜に
君がいない冬の夜に君を想う
ひとりの夜にぼくの脳裏に見えてくる君の姿は
いつも笑顔がはじけている
とてもとてもうれしそうな笑顔の君が見える
ぼくにうれしそうに想いを伝えてくれる君の姿が見える
口下手なぼくは「うんうん」と答えるのがせいいっぱいだけど
それでも君はいやな顔もしないで話してくれるのがうれしくて
想い出すだけで笑顔になっていく
君と時の経つのも忘れて話すのもいいけれど
ひとり、君を想って過ごすのもいい
冬の夜、君を想って過ごすのもいい
またすぐに素敵な君と逢えるのだから
 
寒さがまだまだ厳しい冬の夜に
君がいない冬の夜に君を想う
ひとりの夜にぼくの脳裏に見えてくる君の姿は
ぼくのせいいっぱいのジョークに体全体で笑ってくれた君
夢中で、想いを伝えてくれる君が見える
水族館の空っぽの水槽の前で、魚になって泳いでみせたぼく
そんなぼくを「素敵」と言ってくれる君をいとしく想い出させてくれる
君と時の経つのも忘れて話すのもいいけれど
ひとり、君を想って過ごすのもいい
冬の夜、君を想って過ごすのもいい
またすぐに素敵な君と逢えるのだから