今日の映画『アデライン、100年目の恋』

Amazonプライムビデオで観ました。

2015年のアメリカ合衆国の恋愛ファンタジー映画。監督はリー・トランド・クリーガー、出演はブレイク・ライヴリー、ミキール・ハースマン、ハリソン・フォードなど。上映時間112分。




<あらすじ>

事故の影響で老化が止まり、100年以上も生き続けた女性の数奇な運命を描いている。
ジェニーは整った顔立ちと美しい金髪を持ち、博学で何か国語もの言葉を操るパーフェクトな美女。
しかし、彼女には決して他人に明かせない秘密が
ありました。



博物館で働くジェニーはニュースフィルムのデジタル化作業をしながら、自分の思い出を振り返っていました ジェニーの本名はアデライン・ボウマン。
1908年に生まれたアデラインは本来であれば100歳を超える老人です。
アデラインはかつて愛する夫と娘とともに幸せな家庭を築いていましたが、ある日突然夫の死という不幸に見舞われてしまいます
その後、アデラインは奇妙な出来事を体験します。
ある夜、冬でも温暖なサンフランシスコ・ソノマ郡に大雪が降り、雪道を車が横転、アデラインは極寒の川の中に落とされてしまいます。
無酸素状態となり心臓が停止するアデラインところが、そのアデラインの体に稲妻が落ち、彼女は奇跡的に生還します。
しかし、それ以来彼女の体は加齢を停止させていました。
外見と実年齢の不一致は周りに不審がられ、特異な性質を持つアデラインはやがて国家にすら狙われる存在にその状況に耐えかねたアデラインは、娘と別れ名前を偽る生活を送ることを決断。
その頃には、娘はもはや中年期を迎えていました。



それ以来、アデラインは名前と身分を偽装し続け、写真に写ることも拒否してきました様々な街を転々とし、今はジェニーとしてサンフランシスコに再び暮らすアデラインでしたが、そろそろこの街を離れオレゴンの娘の元へ身を寄せようと考えていました。



そんなある日、ジェニーの前にエリスという青年が現れます。
大晦日パーティーからの帰り道、エリスから猛烈なアプローチを受けるジェニーしかし、もう恋をしないことを決めたジェニーは、エリスにそっけない態度で応対するのでした。
新しい年を迎え、娘のフレミングがジェニーの誕生日を祝うためにサンフランシスコを訪れていました。
そこでジェニーはフレミングが高齢者専用住宅に引っ越しを検討していることを知ります。
娘と暮らす願いがかなわないことにジェニーは落胆しますそんなジェニーの前に、エリスが再び姿を現しました。
エリスは歴史保存協会の理事で、貴重な本を博物館に寄贈する見返りにジェニーとのデートを求めてきたのです。
渋々デートを了承したジェニーでしたが、エリスとのデートは予想に反して心弾むものになりました。
エリスは隠れ名所である繁華街地下の遺跡へと連れて行ったのです。
ジェニーを楽しませようと一生懸命なエリス。
そんな姿にジェニーは徐々に惹かれていくのでしたそして、エリスはついに自宅のディナーにジェニーを招待することに成功します。
ディナーを楽しみ、エリスの話に耳を傾けるジェニー。
本を読むジェニーの姿に一目ぼれしたこと、天文学者の父親が彗星を発見したこと、しかしその彗星は父の計算を裏切りいまだに地球を通過していないこと…そこまで話して、「君を知りたい」とエリスはジェニーに迫ります二人はキスを交わし、そのまま朝を迎えました。



笑顔でエリスの家を出たジェニーでしたが、自宅に戻ると愛犬のリースが倒れていました。
突然のリースの死に、自分だけが取り残されるつらさを再度実感するジェニーそれ以来、ジェニーはエリスに距離を取ることを決めるのでした。
恋を成就して欲しいという娘のフレミングの言葉に心打たれ、ジェニーは再びエリスとコンタクトを取ることを決めます。
ジェニーはエリスを古びた倉庫へと連れて行きました。
そこは元映画館を改装したプラネタリウムの跡地ジェニーが埃のかぶったレバーを引くと、二人の頭上には美しい星々が現れました。
二人は星を眺めながら、エリスの両親の結婚40周年を記念するパーティーに行くことを約束します。



ところが、エリスの実家をジェニーが訪れると、父親のウィリアムは驚きの表情を浮かべ、ジェニーを「アデライン」の名で呼んできました。エリスの父は、昔のアデラインを知っていました。しかも恋人だったのです。昔のままのアデラインとまちがえる父親。その時はなんとかごまかすが、腕の傷を見てバレてしまい、ジェニーは逃げ出してしまいます。途中で事故に遭い、瀕死の重体に陥りますが、ADEを救急隊員が当てると奇跡が再び起こり、

アデラインは蘇生すると共に老化する体に戻ったのでした。


<感想>

女性男性問わず、人にとっての幸せは
永遠の美しさよりも
好きな人と同じ時を過ごし
同じように歳を重ねること。

不老不死という点を抜きにしたら
普通に純愛でしたね。

色々「ん~」となる点はあるけれど
ぼくにはすごく好きな映画です。