あなたがくれた笑顔

昨日君に逢った
少し早いクリスマスデートだった
君と出かけたなんば花月
君は大きな声を立てて笑ってくれた
君の笑顔はステキだった
美しい人って、笑顔はより美しいのだとまた思った
そして、昨日のように声を立てて笑ってくれる君を見るのも初めて
そんな君のことを「うれしい!」というぼくに
君は言う

「あなたが写してくれるから笑顔
 あなたがいてくれるから笑顔
 あなたと一緒だからずっと笑顔
 誰にも見せないあなただけに笑顔
 あなたが見つけてくれたあの日までのさみしい私はもういない
 笑顔の私があなたを見て
 あなたも笑顔で私を見てる
 二人で笑顔
 二人で歩いているから笑顔
 そう言えば
 見上げた月も笑顔でした」と

そんな君を見て聞いて
ぼくももちろん笑顔になった
君に負けない笑顔になりました
君の前だと自由になり素直に振る舞える自分がいるのがわかるから
ますますうれしくて笑顔になるのです
やっぱりぼくも言う

「君がいてくれるから笑顔
 君が手をつないでくれるから笑顔
 君がそばにいて気づかってくれるから笑顔
 君と出逢うあの日までのさみしいぼくはもういない
 ぼくの笑顔を見て、君も笑顔になる
 君の笑顔を見て、ぼくも笑顔になる
 二人で笑顔
 二人で寄り添うから寒さも感じない
 二人で寄り添うから、橋のそばの階段だって二人だけの特等席
 そう言えば
 対岸のイルミネーションも光り輝いていたね」と