(ぼくと彼女の鉄道レイアウト/マリン鉄道・zゲージモデル)


二人でいたい
 
あなたと出逢ったときから
あなたのことが気になるから、探したり
あなたのことが気になるから、ためらったり
あなたのことが気になるから、見つめることができなくなったり
そんな不連続から、いつの間にか素敵な恋が始まったのですね
いつの間にか、恋の真ん中にいたのですね
 
気がついたら、あなたと歩きたいと想い
気がついたら、わたしはあなたに手をふっていた
気がついたら、わたしの手とあなたの手がつながっていたり
気がついたら、いつも二人楽しくほほえみながら旅をしている
気がついたら、また二人クリスマスに目を輝かせ胸踊らせている
気がついたら、心はあなたがくれたあたたかさでしあわせ色にそまっていた
そんな連続から、いつの間にか寂しさの分だけやさしくなって
いつの間にか、悲しみの分だけ強くなって
いつの間にか、涙の分だけ輝く明日の二人になったのですね
 
神様は、こんな日をあなたとわたしに用意してくれていた
神様を信じたから、あなたと見たクリスマスツリ-が涙で滲んで
神様を信じていても、こんな素敵な冬があったなんて信じられなくなった
星の港を探してあなたとふたり走った冬
上気するあなたとわたしの顔、いつの間にか笑顔になっていた
神様は、いつの間にかあなたとわたしを寄り添う二人にしてくれたのですね
 
わたし
気がついたら笑顔になっていた
そして
こんなときめきが残されていたなんて信じられなくてあなたを見た
となりにいるはずのあなたが気になって見たら
やっぱり、わたしのとなりには夢中でわたしの写真を撮る少年のあなたがいた
やっぱり夢じゃなかった
そして
やっぱり二人でいたいと想った