映画「スクールガール・コンプレックス~放送部篇~」が小沼雄一監督の手により製作されました。この映画は写真家・青山裕企の人気写真集「スクールガール・コンプレックス」がモチーフにされています。この写真集はフォトグラファー・青山裕企による女子高生をテーマにしたもの。

 無防備で挑発的な女子高生の姿を少年の視点で切り取った作品集で、2010年にベストセラーになりました。映画「スクールガール・コンプレックス~放送部篇~」では小沼雄一監督が女子校の放送部を舞台に、恋と部活に励む女子高生たちの青春が描かれています。

 キャストには森川葵、門脇麦、近藤真彩、吉倉あおい、今野鮎莉など初々しい女優らが迎えられています。制服姿や素足、髪型や女子高生独特な表情が見事に演出に活かされていると思います。女の子同士の友情や禁断の恋愛を描いた青春ガールズムービーです。

あらすじは・・・。

 

  舞台は希望ヶ丘女子高等学校。 学園祭が近づき生徒たちがその準備に追われる中、放送部の部長である新谷マナミ(森川葵)は、朗読劇の演目をなかなか決めることができず悩んでいたところ、顧問教師の本西郁美(寿美菜子)から、三塚チユキ(門脇麦)が入部することを聞かされます。 チユキは1年留年をしている生徒で、過去にはバスケ部で問題を起こしており、同級生の江里口フタバ(新木優子)とは禁断の関係を持つ美少女でした。 マナミはそんなチユキが持つ謎めいた雰囲気に惹かれ、チユキが好きだという太宰治の本を学園祭の演目に選んで朗読担当の主役にすることにします。 そして、二人は部長と部員の関係から距離がだんだんと縮まり始めていき 、マナミはチユキに一層深く惹かれていってしまうことに。 

 一方、そんなマナミを同じ放送部所属の森野アイ(近藤真彩)は複雑な想いで見ていました。 アイはマナミの幼なじみで親友でもあり、マナミに恋心を抱いていたのです。 チユキ、アイ、マナミ、それぞれの恋心と内に秘められた「スクールガール・コンプレックス」は複雑に絡み合いながら、文化祭はついに本番を迎え、放送部員たちの友情と禁断の恋の行方が明かされていきます・・・。

 正直あまり期待してなかった分、やられたって感じです。すごくいい作品だった。もしかしたら傑作かもしれない…。小沼雄一監督はこれから注目の監督かもです。
こんなにキュンキュンさせられてドキドキする女子高ワールドの映画は初めて。
 主演の森川葵と相手役の門脇麦の瑞々しい演技も素晴らしかった(*^_^*)

 劇中に登場したソーダ味のキャラメルが気になってしょうがない!

 主演の森川葵ちゃんの透明感、すごくきれい。通学路やプール、教室の風景は風が気持ちよさそうで見ていてさわやかでした。

 ラストはまさかの展開だけど個人的にはチユキがどんな子かもっと知りたかったし、チユキの今後が気になりますね。

 まあ、上映時間も短めだし女子高生の美しさがメインの映画のような気もするのでそこは堪能できる映画だと思います!制服から伸びる太ももなどきれいで(*^O^*)、部員ひとりひとりも可愛かったです。

 女子高ってこんな感じなのかな?女子高でも共学高でも恋愛がうまくいかないもどかしさや切なさは一緒かもね。

 エンドロールの手書き風の映像も主題歌と合っていて好きです!