の続きです。

10月に行ったイタリア旅行の6日目。当初この日はレンタカーでトスカーナ地方のワイナリー巡りをする計画でした。

しかしながら、フランクフルトで私が財布を無くしてしまい、運転免許証が手元にありません。


国際免許証はあるのですが、借りる予定だったハーツの規約を読むと、借りる際には、日本の免許証の提示も必要とあったので、予定を変更して、フィレンツェ発の現地ツアーに参加することにしました。

 

ただ元々、慣れない左ハンドル右側通行に加え、フィレンツェをはじめイタリアの観光都市には、旧市街・歴史地区にZTLという車両乗り入れを禁止している地区があります。気付かずにその地区内に侵入すると、道路各所に備え付けられたカメラにて写真を撮られ、侵入した車両に対しては80から300ユーロの違反金が請求されます。しかも、写真を撮られる度に請求されるので、場合によっては恐ろしい金額になる可能性があります。

ということもあったので、あまり気が乗っていなかったので、私的にはツアーになってホッとした部分もありました。

 

さて、そのツアーは8時半に駅近くのバスターミナルに集合し、モンテリッジョーニ・シエナ・サン・ジミニャーノの3都市観光とキャンティーのワイナリーでテイスティングが付くという内容の濃いものです。

 

余裕をもって、宿を7時過ぎに出たのですが、この日も予定していたバスが経路変更になっているというトラブルにあい、グーグルマップを駆使し、う回経路のバスを見つけ、ギリギリに集合場所につくという冷や冷やからのスタートとなりました。

 

ツアーは2階建てバスがほぼ満席となる参加者がありましたが、日本人は私たちだけでした。

さて、バスは予定通りにフィレンツェを出発し、約1時間ほど走り最初の目的地であるモンテリッジョーニに到着しました。

ここは王冠のように360度城壁で囲まれた、中世にタイムスリップしたかのような雰囲気があることで有名な街です。

バスを降りると、その城壁が見えます。

城壁をくぐって中に入ると、古い街並みがありました。

ただ、街自体はコンパクトで5分も歩けば端から端まで行けてしまうくらいです。

フリータイムは30分くらいあったのですが、トイレも行きたかったので、最後は1軒だけあったカフェに入りました。

この日の天気は曇り時々雨という感じでしたが、天気が良ければ、城壁に上がって街を一周しながら、じっくりと散策をしたいと思う場所でした。

続きます!