10月は5月に行った壱岐の平山旅館さんで押してもらったスタンプで、10個の押印欄がすべて埋まった日本秘湯を守る会のスタンプ帳の特典を使って、徳島県の祖谷渓にある祖谷温泉ホテルさんに行きました。

 

祖谷温泉は四国の真ん中にあるので、高松・徳島・高知空港のどこにはいってもほぼ2-3時間で行けます。それなら前泊は、もう少し遠くから入っても良いかなと思い、いつか行ってみたいとブックマークをしていたピザ屋さんがある岡山に入ることにしました。

 

そのピザ屋さんの名前は「400℃ PIZZA」と言い、現在、食べログのピザ部門において全国1位の点数となっています。

 

お店の場所は、岡山駅から徒歩15分くらい。平日の夜のみの営業で、完全予約制の2部制です。その予約は1週間前の昼の12時からネットでの受付となって、この日は、2回転目の20時20分スタートの会で予約をしました。

(事前に調査をしましたが、12時ちょうどに予約をすればほぼ毎日予約は取れました)

 

夕方に羽田から岡山空港に入り、19時半過ぎにドーミーインにチェックインをして荷物をおいたら早速向かいました。

お店は、住宅街にある建物の2階にあります。

店内は、8名が座れるL字型のカウンター席と4人用のテーブルが1席があり、カウンターの奥にピザ窯があります。

メニューはピザが5種類と

単品メニューが9品、そしてデザートが1品と言う構成です。

注文にはルールがあり、ピザだけと言うのはNGで2名の場合は、↓のような感じで注文が必要があります。

単品は、2品を注文すると、1品がサービスで追加されるとのことです。

私たちは、単品2品+ピザ2品でお願いしました。

最初に、ビールを貰って旅行では初めてとなる岡山に乾杯をしました。

注文した単品メニューは、お魚のムーステリーヌと地鶏のロトロ、

サービスの1品はイタリア直送水牛モッツァレラとトマトのサラダでした。

単品は冷菜なのでテンポよく出てきますが、どれも美味しく、期待が高まります。

20時20分の同時スタートなので、すべてのテーブルに単品が行きわたると、シェフが窯の前に立ちピザを焼く用意を始めます。

 

ちなみにスタッフはシェフの他は奥さんと思われる方の1名のみで、このキャパとこのスタイルに限定している理由はその辺りにもあると思われます。

(勿論一番は、集中してピザを焼くことだと思います)

 

私たちが注文したピザの1枚目が来ました。

1枚目は、マリナーラ!

シンプルにトマトソースとニンニク、そしてオレガノだけと言うピザは、チーズを使っていないので、生地とトマトソースの良さがはっきりとするピザです。

ニンニクは焼く寸前に、大きなニンニクをスライスして生地に乗せていました。

少し焦げ目がついてますが、生地はモチモチのモチモチ!そこにトマトソースの酸味と甘み、切り立てで風味が高いニンニクのスライスがアクセントになっています。

「なんじゃこりゃー!」と言う声が思わず出そうになる美味しさです。

まさに、噂に違わぬピザです。特に特徴は、生地でしょうか。水分量を限界まで高めた生地は、モチモチだけど口に入れると溶けるように感じで、いままで食べたピザとは全く違うものです。

 

そして2枚目

2枚目は人気No1と言うFNT。こちらはブルーチーズのピザです。

FNTには一緒に蜂蜜も提供されますが、まずはそのままで食べてみます。

軽い感じの生地に、濃厚なブルーチーズと言う組み合わせですが、生地に加えてブルーチーズが絶品。ブルー特有の辛味がありながらも、濃厚なチーズの風味もしっかりあって最高のバランスに仕上がっています。

蜂蜜を垂らすと更に一変。もう言葉がありません。

 

お腹に余裕があれば、もう1枚、と言いたかったですが、残念ながら、ここでギブアップ。

岡山ってなかなか行く機会がありませんが、四国に行くときは必ずここを玄関にして行こうと決めて、お店を出ました。

続きます!