第一滝本館さんをチェックアウトしたあとは、ホテルのすぐ裏にある地獄谷へ散策に出掛けました。

まずは、地獄谷に行く途中にある泉源公園にある間欠泉を見に来ました。

この地下道みたいなところの奥に、間欠泉が噴き出る場所があります。

間欠泉は3時間毎に50分間だけ噴くということです。

行ってみると、運よくちょうど噴いている時でした!

噴きあがる時にドンドンドーーンととても大きな音もします。まさに鬼が暴れているかのよう迫力があります。

 

そこから歩いて5分くらいいったら、地獄谷です。

地獄谷は日和山の噴火活動によりできた爆裂火口跡です。あれだけ良い温泉があるのは、火山がすぐ近くにあるからで、ここから毎分3000リットルもの温泉が湧き出ているとのことです。

地獄谷には遊歩道が整備されているので、奥の方まで歩いてみました。

四方を囲む火口壁のあちらこちらから噴気が上がっています。

途中、下に降りられるところがあり、行ってみると薬師如来を祀った祠がありました。

その昔、ここで硫黄の採取をしていた南部藩の藩士がお堂の下から湧いている温泉で目を洗ったところ、長年患っていた眼病が治ったことから、そのお礼に造ったそうです。

 

更に奥に行く途中で振り返ったら、宿泊した第一滝本館が見えました。建物下部の格子に見える部分が大浴場がある場所です。

下を見ると、流れている小川も白濁してます。

そして、遊歩道の一番奥、地獄谷火口の中心地にあたるところに鉄泉池があります。

ここも間欠泉と言う事ですが、泉源公園のものと違って勢い良く噴き上がることは無く、グツグツと煮えたぎり、噴気が上がるそうです。泉温は90度以上と言う事なので、地獄の釜という感じです。

入り口からここまで15分くらい、往復で30分くらいの散策ですが、ガッツリ系ではない私たちにはちょうど良い距離で、なかなか面白かったです。

続きます!