(2019年GWのハンガリー旅行記全体のインデックスはこちらです)
GWに行ったハンガリー企画の6日目。この日は、ブダペストの郊外を巡る現地発のツアーに参加しました。
天気はこの日も朝から青空がのぞいています。
ツアーは、ドイツ人の10人位のグループの他にスペイン人、フランス人などがおり、日本人は私たちだけでした。
鎖橋の近くからバスに乗り、まずは、ブダペストから北西に40キロのところにあるエステルゴムに向かいます。
エステルゴムは昔ハンガリー王国の首都だったところで、ブダペストとおなじくドナウ川に面した街です。バスはエステルゴムに入ると中心地を行き過ぎて、そのまま川を渡っていきます。
川は国境となっており、橋を渡るとそこはスロバキアになります。とは言っても、ハンガリーもスロバキアもシェンゲン協定加盟国なので、国境審査などはありません。
スロバキア側の川岸からはエステルゴムのシンボルである大聖堂を見ることができます。
今回の旅行はハンガリーだけを訪問する予定だったので、少しだけでもスロバキアに入れてちょっと嬉しいです。
ここで、20分ほどスロバキア側からの景色を見学した後は、その大聖堂に向かいました。
この大聖堂は、ハンガリーカトリックの総本山で西暦1000年頃創建されました。しかし、その後焼失してしまい、現在の大聖堂は1869年に再建されたものになります。
大聖堂の中に入ると、大きなドーム式の天井と壁画に圧倒されます。
平日ということもあり、観光客は少なく、静かな環境の中で見学することが出来ました。
30分ほど大聖堂の内部を見て回ったあとは、外に出て大聖堂の裏手に回りました。
裏手からは、先ほど行ったスロバキアをドナウ川越しに見ることができます。
ハンガリーの古都だっただけあり、家の数はハンガリー側の方が多いようですが、赤い屋根の街並みはヨーロッパの田舎街ぽくってとても奇麗でした。
続きます!