(2018年9月のフランス旅行記全体のインデックスはこちらです)

 

ブルゴーニュのシャンボール ミュジニーにあるレストラン 「Le Millesime」で食事を終えたら、次のミッションは、シャンボール ミュジニーのワインを現地で買う事です。

最初に目を付けていたドメーヌの前に行って見ると、なんとお昼休みになっていました。

 

仕方ないので、周辺を歩いて見ると、先ほど食事をした「Le Millesime」の裏側にも入り口があり、ワインを売ってそうな雰囲気があります。

中に入って見ると、デスクのところでオーナーと思しき男性の方が事務処理をしているので、「ワインのテイスティングは出来るか?」と聞くと、さっき、レストランで食事をしていた私たちを覚えているようで、「ちょっと待ってくれ」と返してくれました。

 

だれか呼んでくるのかなーっと思っていると、書類の整理を終えると、なんと自ら案内をしてくれました。

レストランの地下がカーヴになっていて、そこでテイスティングが出来るようになっています。

まさか、あのモダンなレストランの地下にこんな施設があるとは思いませんでした。

地下室の壁面には、沢山のワインが寝かせてあります。

テイスティングはこの4種類のワインをさせてくれました。

ワイングラスに少量を注いでくれ、私たちにも分かるようにゆっくりとした英語で説明してくれました。どれも美味しいのですが、すでに5本も買い込んでいるので、ここでは一番右のドミニク ローランの2013年産のものを買いました。

沢山買いそうにもない東洋人にも丁寧に相手をしてくれて、とても感謝です。

 

現地でワインを買うというミッションを終えたら、車に戻り、ムルソーに向かって走り出し1-2分も行くと、シャンボール ミュジニーの集落が終わり、葡萄畑の景色になりました。

ブルゴーニュに来たら、こんな景色も見たいと思っていたので嬉しいです。

もう九月なので、よく見ると葡萄は収穫間近で、紫色の果実がたわわになっています。

葡萄の品種は、当然、ピノノワールです。畑に落果していた粒を食べてみるととても甘く、このままでも十分に美味しいですが、これを寝かせて発酵させると、シャンボール ミュジニーの名を冠した赤ワインになります。

 

ムルソーまで暫く、葡萄畑の中を進んで行きます。

続きます!