(2018年9月のフランス旅行記全体のインデックスはこちらです)

 

シャブリでワインを4本購入した後は、この日の宿をとってあるヴェズレーに移動しました。シャブリからヴェズレーまでは約1時間ほどの距離です。

道は高速ではなく、一般道を走っていくので、途中、フランスの街中を通っています。

何気ない道路ですが、教会があったり石造りの家が連なっていたりと、フランスの田舎景色を堪能できます。

 

さて、この日の最終目的地であるヴェズレーは、丘の上にある古都で、丘の頂上にはマグダラのマリアの遺骸(頭蓋骨)があると言われているサント=マドレーヌ大聖堂があります。

ここは「ヴェズレーの教会と丘」という名で、世界遺産に登録されていますが、イベリア半島北西部にある聖ヤコブの遺骸が祭られているサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂へと続く巡礼地の一つでもあります。

 

教会に向かう街の中心道路は、一般車は通行止めになっているので、丘の縁を走る道を上がっていき、教科の裏手にある駐車場に車を停めて、この日のホテルであるシ レ グリシヌ(SY Les Glycines)さんに向かいます。

 

ネットなどでは、紫の藤の花に囲まれた入り口の写真が出ていますが、この時期は緑色に囲まれていました。

ホテルは、サント=マドレーヌ大聖堂から徒歩30秒くらいの好立地にあります。

入り口横にはテラスがあり、ここでお茶を飲みながら読書でもしたら気持ちよさそうです。

入り口を入ってすぐ左手にフロントがあります。

フロントでは、オーナーのお爺さんが優しく迎えてくれます。

 

私たちにアサインされたのは、屋根裏部屋っぽい3階の部屋です。この手の宿ではエレベーターが無いことが多いですが、シ レ グリシヌさんにはあるので、大きな荷物があっても大丈夫です。(私たちは、一泊分の荷物だけリュックに詰め、スーツケースは車に置いて来ました)

 

客室はこんな感じで、スーツケースを開けるほどの広さはありませんが、掃除は行き届いていてとても綺麗です。

部屋の窓見える景色は、こんな感じの屋根ビューです。

入り口横にある、扉を開けると水回りのエリアになっています。

必要最低限って感じですが、朝食付きで1泊1万円ですから、これで十分です。

部屋に荷物を置いたら、早速、サント=マドレーヌ大聖堂に行って見ることしました。

続きます!