10月の三連休に行ったバンコクの続きです。

 

バンコクに着いた翌日は、メークロン線路市場と水上マーケットを巡る現地ツアーに参加しました。

メークロン市場は、バンコクから70キロ、約1位時間くらいのところにある国鉄メークロン線の終点、メークロン駅前で開催されている市場で、線路脇ギリギリのところまで市場が連なっていることで有名です。

 

ツアーは朝7時にホテルでのピックアップです。日本語が喋れるガイドさんが付き、この日は全部で5名とちょうど良い規模の人数でした。

 

出発して、ちょうど1時間、朝8時に市場に到着しました。着いて、早速ガイドさんの案内で線路にでると、すでに多くのお店が商品を並べていました。

まさに線路ギリギリで、お客さんが歩くスペースは、線路の中の枕木の上しかありません。

本当に、ここに電車が来るのーって感じですが、定刻では8時35分に電車が到着します。

 

売っている商品は、野菜や果物のほかに、海産物や精肉などの食材が中心です。

明らかに、地元の方がその日に使う食材ばっかりで、観光用のお土産物屋などはなく、この市場が生活に根付いていることを実感します。

しかし、暑いタイで生鮮物をこのような常温で扱って大丈夫なのかなーっと、衛生管理に関する基準の違いも感じましたが、ある意味、東南アジアらしさを感じる事ができる場所でもあります。

 

大体、このような感じのお店が50メートルくらい続いています。そして線路の上を進んでいくと、メークロン駅が見えてきました。

駅には特にプラットフォームらしきものはなく、屋根と椅子があるだけの簡素な作りです。

 

駅の切符売り場にあった時刻表によると電車は1日4本のようです。

ちなみに、バンコクから電車で来ると、途中一度の乗り換えが必要で、約2時間半くらい掛かるようです。

 

また、このメークロン駅は、今流行りのポケモンGOのポケスポットにもなっています。

 

メークロン駅は終着駅なので、線路の先は行き止まりになっています。

線路の先には、川があり、この川を渡るための渡し船がいます。

この船は対岸に渡るためだけのもので、見ていると普通にバイクや自転車に乗った人が乗り込んで行きました。

日本であれば橋を架けてしまうと思うのですが、ゆったりとした時間が流れるタイらしい景色です。

駅の周辺を散策していたら、いよいよ電車が到着する時刻が近づいてきました。

次回も、メークロン線路市場を紹介します。