(2012年バリ島 旅行記のインデックスはこちら

テガラランでの食事の後は、チャーターしたタクシーにウブドの街まで行ってもらい、モンキーフォレストで降ろしてもらいました。ここで降ろしてもらったのは、猿が見たかったわけではなく、ショッピングをするためです。タクシーの運転手とはハノマン通りの下ったところで1時間半後にと約束をして別れました。チャーターの便利なところは、好きな場所に好きな時間に迎えに来てもらえるところです。(便利に使う分、チップをはずむ必要はありますが)

 

正直、買い物に興味があるのはみーこなので、わたしは運転手さんと一緒に涼しいタクシーの中で待って居たかったのですが、荷物持ち兼値切り交渉担当役を任じられているのでそうも行きません。珍しく、予習をしていたみーこに引きずられ、時間をフルに使って、色々買いましたが、服やアクセサリーなどは大体言い値の1/3~1/2程度なら5分程度の交渉で成立をします。感触としては品数を増やしたり、時間を掛けたりすれば1/4位までは可能かもしれないと思いました。

 

さて、約束の時間になりタクシーに戻ったのですが、夕食まで時間もあるので、マッサージを受けたいと言うことになり、タクシーに買ったお土産だけホテルに持って行ってもらうことにしました。(タクシーは6時間契約だったので)

ガイドブックなどの情報を元にウブドの街中のマッサージ屋を訪ねましたが、予約で一杯だったり、コースメニューが合わなかったりと、大分うろうろした挙句、結局、前日にケチャックダンスを見た場所に近い、ハヌマン通りからバリ寺院の門らしきものをくぐった先にあるローカルスパに入りました。

 

お店の名前は「Dini Bali」と言い、マッサージルームが2つしかない小さなスパです。

お店のまわりは民家で、洗濯物が干されているようなローカル色一杯の場所で、正直雰囲気にリゾート感はまったく感じられません。


 (マッサージルームを出た先の景色です)

 

前日に受けたマンゴーツリースパと対極にあるようなお店ですが、料金も60分の足裏マッサージで8万ルピア(約600円)と格安です。

正直、雰囲気からしてちょっと失敗だったかなと思いましたが、マッサージルームに横になると、通りからちょっと入っただけにも関わらず、すごく静かで、天井扇から来るやわらかい風も気持ちよく、狭いながらもとっても落ち着けました。

そして、何よりも驚いたのはセラピストさんの技術です。いままで、数多くのマッサージをアジア各地で受けてきましたが、間違いなくトップクラスでした。吸い付くような感触のあるセラピストさんの手が施してくれるマッサージはただ押すだけではなく、きちんと反射区を適度な強さで刺激をしてくれます。ホント、至福の60分でした。

みーこも感想は同じで、過去最高だということです。

 
あちこちで振られた末にたどり着いた、見た目はなんともない街スパでしたが、そんなところに熟練のセラピストさん達が居ました。

 

次回は、バリ島最後の夕食として気張った、クプクプバロンのロマンティックディナーを紹介します。