例年GWは沖縄に行く事が多いのですが、今年は行った事がないところにしようと言うことで四国を回って来ました。

金曜日の夕方に会社を早く上がり、17時前の飛行機に乗って、一路四国へ。飛行時間は1時間10分で、あっという間に最初の訪問地である香川県高松空港に到着です。

 

日本一面積が小さな香川県は最近、「うどん県」としてPRしてますが、空港のターンテーブルでも、早速、うどんのオブジェがお出迎えをしてました。

近隣の高知空港は「龍馬空港」と、徳島空港は「阿波おどり空港」 と愛称名をつけてPRしているのですから、高松空港も「讃岐うどん空港」ってした方が良いんじゃーないかなって思いました。

 

さて、空港でレンタカーを借りて、市内のホテルへ。初日は、「ドーミーイン高松」さんに泊まりました。ドーミーインはすべてのホテルに温泉(一部人工温泉)と夜鳴きそばのサービスがありよく出張などで利用をします。夜は街で過ごすような場合は大変CPの良いホテルと思います。

 

夕食は、ネットで評判が良かったホテルから徒歩5分ほどにある「おきる」と言う、香川の食材を利用した郷土料理のお店に伺いました。

お店には20時前ぐらいに着きましたが、店内は、地元の会社の歓迎会などの先客があり、ほぼ満席に近かったですが、ちょうど1テーブルだけ空いていて、ギリギリで入る事が出来ました。

乾杯のビールとスダチサワーと一緒にお通しとして、香川名物のひとつである「まんばのけんちゃん」が出て来ました。

「まんば」とは高松の方言で高菜のことらしく、「けんちゃん」とはけんちんの事だそうです。つまり、油で炒めた高菜をお豆腐と一緒に煮た料理で、おきるでは甘く味付けがされており、とても美味しく、このお店の料理への期待が高まります。

 

メニューに定番は無く、「本日のお品書き」のみで、そして、値段はすべて時価ですが、ネットの情報ではぼったくりは無いというだったので気にせず注文をしました。(実際、普通の価格でした)

最初に「たけのこのたいたん」と「新たまねぎバター」をお願いしました。

 

たけのこは素材の味を殺さない薄味で炊かれていて、お酒が進みます。柔らかい新たまねぎは大変甘く、バター風味ともマッチしておりあっという間に食べてしまいました。

ビールの後は、地元香川の川鶴酒造さんの生酒無ろ過の特別純米酒を頂きました。

生酒らしいフルーティな味わいで、香川の郷土料理によく合うお酒です。

料理は続いて、「讃岐コーチンのにんにく炒め」と「天ぷらの盛り合わせ」をお願いしました。

 

「讃岐コーチン」は「コーチン」らしいちょっと硬めの肉質で、噛むと中から旨味たっぷりの肉汁があふれて来ます。明日から休日なので、頼んだにんにくの塩味と大変合っていて、満足いく料理でした。

一方、天ぷらは地だこ、赤えび、たらの芽、たまねぎ、めばるなどで、カリッと揚がっておりこちらも大変美味しかったです。

 

このあと、本来ならば、〆のご飯ものに行きたかったのですが、ドーミーの夜鳴きそばも食べたかったので、以上で終了にしました。

心配したお会計は、7300円ほどでした。地元の相場から少し高いのかもしれませんが、使っている素材と料理のレベルを考えると十分満足できるお店と思いました。