ちょっと前になりますが、相鉄線の天王町駅から徒歩5分ほどの住宅街にあるイタリアンレストラン「Gentillesse KOMACHI 」さんに行って来ました。
ランチは近隣の奥様やOLに人気の店と言うことだったので、カジュアルな雰囲気かなと思って伺いましたが、ディナーと言うこともあり、落ち着いた大人の空間でした。
最初に定番のシャンパンをグラスでもらって喉を潤しながらメニューを選びます。メニューにはコースも3種類ほどあったのですが、最近、二人とも小食なので、この日はアラカルトから選びました。
最初はアミューズ代わりに、ミネストローネのスープが運ばれて来ました。
スープスプーンにはパルミジャーノチーズ、そしてスープカップの横には青海苔のガレットが添えられています。野菜の旨味を引き出したスープは深い味わいがあり、好みでパルミジャーノとガレットをスープに入れていただきます。
初見のレストランの一品目。そのお店の価値を確かめ合う一品目にこのミネストローネを持って来て「どうだっ!」と勝負を掛けて来ているかのように感じるスープで、その味と心意気に、このレストランは当たりと確信するスタートとなりました。
続いて二品目は「魚貝と春野菜のマリネ」をお願いしました。
接客は、黒いスーツを着た男性の方がしてくれましたが、この方がとても落ち着きがあり、それでいて随所に気配りをしてくれ、お店の雰囲気を上等なものにしてくれていました。注文は各料理を一人前でしたのですが、聞くことも無く、ちゃんと二人分にシェアをして持って来てくれます。
マリネの素材は、真鯛、平目、小海老と帆立と言う魚貝と山葵菜、瑠璃大根、蕪という春野菜の組み合わせで、素材の味を活かすために味付けは薄く、白ワインにあう美味しい料理です。
前菜の3品目は「ホロホロ鳥のコンフィ」をお願いしました。
「KOMACHI」さんではどのお皿も大変綺麗に盛り付けがされていて、味だけでなく目でも楽しませてくれます。
この日は平日と言うこともあり、私たち以外は近所の奥様と思しきグループが一組だけだったのですが、少ないからと言って、スタッフの目がやたら気になると言うこともなく、マイペースでディナーを楽しむ事が出来ました。
次回は、パスタ料理とメインの紹介をします。