🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃🚃2020/10/29-1 更新
ペーパーキットの組立説明・基本編です。
お題はNゲージサイズの戦災復旧車スユ二72。
NもHOゲージも製作手順はほぼ同じです。
(2020/10/29追記)タイトルを少し変更しました。
(2020/09/27追記)妻板(折妻)の折目を付ける方法(改良版)
(2020/07/20追記)妻板の組立方法を順次変更しております。
(2020/03/22追記)ペーパー車体に付いてしまった接着剤を取る方法を記載しておきます。
スティックのりは、エタノール(消毒用で構いません)
タミヤの白キャップセメントの場合はは、ラッカーシンナー又はタミヤ・クレオスの流し込みタイプの接着剤。
瞬間接着剤は、上記のタミヤ・クレオスの流し込みタイプの接着剤で落とせます。
スユニ72の完成見本です。

カッテングプロッターで出力したパーツです。
側面と屋根が一体となったペーパールーフ仕様です。

先ずは、妻板の準備から参りましょう。
こちらの車両の妻板は折妻なので9番パーツの裏側に鉄筆の様なもので2本筋を入れます。
(画像は表側で上下に2本の目安のラインが入っています)

(2020/09/27追記)
2020/07/20の変更からまたの変更です。
妻板(折妻)の折目を付ける方法をまたまた変更しました。
以前は2本の目印を鉄筆で結ぶ方法を取っておりましたが、右の画像の様に軽く筋を入れるようにしました(完全にカットはしていません)
尚、これ以外にも折り曲げるパーツは色々有ります(内張りなど)
内張りなど背中合わせに折り畳む場合はカッターで筋の切れ目を深くするときれいに折り曲げる事が出来ます(切り落とさないように)
今後、他の作品も順次変更して行きます。

(2020/07/20追記)
妻板(折妻)の折目を付ける方法を徐々に変更しております。
以前は上の画像の様に点線で折り曲げの目安を付けていましたが、下記の画像の様な点と点を結ぶような仕様に致しました。
妻板の外張りは裏側に折り曲げ線を付けますが、こちらは内張りで中に隠れるので表側から鉄筆の様な物で折り曲げ線を入れて下さい。

裏側です。
鉛筆で記入したところに筋を入れます。

こちらは屋根のキャンバス押さえです。
上下に目安のラインが有りますので鉛筆でラインを引いて下さい。

ちょっと見辛いですがキャンバス押さえのパーツの裏側です。
私はスティックのりでコーテングして貼り付けの時、エタノールで接着しております。
尚、使用している材料のペーパーはタミヤのセメント(白キャップの接着剤)で接着出来ます。

窓を抜きます。
プロッターで窓を完全に抜いてしまえば後の行程がとても楽になるんですが、抜いたら抜いたで色々支障が出るんですよね➰
カッターの刃先を少し入れるだけで抜くことが出来ます。

抜き終わりました。

カットした時の刃の返りをサンドペーパーで取っておきます。

サンドペーパーを掛けた後、毛羽たちますのでタミヤのリモネンの接着剤で窓回りをコーテングしておきます。

各パーツの中心には実線のケガキラインが入っていますのでカッターで軽く筋を入れます。(力を入れてカットしないように)

こちらは床板のストッパーを取り付けるパーツです。
(HOゲージには有りません)

内張りのパーツを山折にします。

山折にして接着しますがHOゲージの場合接着面積が広いので私はステックのりを使っています。
上の画像のパーツを張り合わせました。
床板ストッパーを取り付ける部分を切り離します。
(HOゲージには有りません)

妻板を組立ます。
HOゲージは枚数が異なります。

この車両の妻板は折妻なのでヤットコ等で実線の部分で折ります。

妻板のパーツは筋目を入れた部分を裏に成るよう折り曲げます。

表と裏です。
この段階でサラサラタイプの瞬間接着剤を染み込ませておきます。

側板に4ヶ所2mm程のラインが刻まれています。
雨どいの取り付け位置です。

私は何時も鉛筆で目安のラインをケガイています。

側板に貼り付ける前に客扉のステップ部分を切り取ります。
左が切り取り後。

側板に内張りを張り合わせます。

接着にはタミヤの白キャップ。

上の画像の両サイドに飛び出た部分をカットの後、瞬間接着剤で全体を補強しました。

屋根にRを付けます。



アルミアングルやパイプ等で屋根のRを付けていきます。

もうちょっとR修正が必要ですね。

本キットには床板の付属は御座いませんが、1mmプラバン又はグリーンマックスの分売パーツが使えます。
(床板付きのキットも販売致します3/17)
(グリーンマックスの床板の場合、幅を調整する場合が有りますのでご了承下さい)
参考に載せておきます。
長さ30mm、1mm角のプラ角棒4本と車体中心(下端)にt0、5x1x4のプラ材を画像の位置に取り付ければ床板のストッパーとなります。
(HOゲージには有りません)

車種が異なりますがご参考までに。
