プロバスケの東アジアスーパーリーグ・EASLが先週水曜日、千葉ジェッツ×TNTトロパンギガとの試合にて開幕しました。
Bリーグからは2022-2023FINAL覇者の琉球ゴールデンキングスと準優勝の千葉ジェッツが出場します。
韓国KBLからは2022-2023FINAL覇者のアニャンチョングァンジャンレッドブースターズ(昨シーズンまではアニャンKGCというチーム名)と準優勝のソウルSKナイツが出場します。
2022-2023シーズンのEASLは、当初はホームアンドアウェイ方式の予選リーグを闘い、上位2チームがフィリピンでのFINALに進出する予定でしたが、コロナの関係で、栃木&沖縄での集中開催となり、レギュレーションの関係で変則的な予選リーグにて
日韓対決が皆無
となっていました。
韓国勢の戦いぶりを目にしたのは、決勝戦のSK×KGCの試合だったのではないでしょうか。今でも思い出すのは、激しい試合だったなぁと。
もともとKBLでは、外国籍選手はチーム内で2名までしか登録できないレギュレーションの中で、両チームとも外国籍選手2名がファールトラブルに注意しながら、ほぼフル出場していたのも、印象的でした。
あとは、BリーグもKBLもFIBAの公式戦でも公式球がモルテンですが、EASLではスポルディングを使用していたのも、新鮮でしたね。
さて、本題に入ります。
10月18日に初戦を迎える琉球。
対戦相手はソウルSKナイツ。
そのソウルSKナイツの紹介を少々。
本拠地:韓国ソウル特別市
ホームアリーナ:ソウル市チャムシル学生体育館(収容人員:5400席)
ヘッドコーチ(監督):チョンヒチョル(チョニチョル)(SKナイツOB、背番号13はSKの永久欠番となっている)
AC:キムギマン(現役時代はその名前と根性のあるシックスマンとして活躍したため「ロッドマン」という愛称がつけられた)
選手紹介を数名ほど。
#34 ジャミール・ワーニー(ジャミル・ウォニ)
EASLの昨シーズンの決勝戦をご覧になった方は記憶があると思いますけど、とにかくインサイドもアウトサイドも上手い。
強い。どこからでも点が取れる。
昨シーズンはレギュラーシーズン全54試合出場、平均33分3秒出場。
平均得点24.2点は得点王。
平均リバウンドも11.2個もリーグ3位と、試合に出れば毎試合ダブルダブルは達成する大黒柱です。
#4 レオン・ウイリアムス(リオン・ウィリオムス)
1986年生まれと現在37歳。昨シーズンの平均出場時間は9分足らずではあるが、そのための準備を怠らない。
2012-2013シーズンに初来韓しオリオンス(現ソノ)に入団。
197cmの身長ながら、そのシーズンに平均11.4個でリバウンド王のタイトルを獲得した。
#5 キムソンヒョン(キムソニョン)
SK一筋13シーズン目のベテランガード。
現役韓国代表として、先日の杭州アジア大会にも出場した。
昨シーズン平均アシスト6.8個でアシスト王のタイトルを獲得。
代表活動のためか、先週まで行われていたKBLカップには出場せず。
シーズン開幕に合わせる照準を合わせているとすれば、琉球戦にも出場しない可能性がある。
(岸本選手とのマッチアップが観たいんだけどなぁ…)
#41 オセグン
10シーズンを過ごしたアニャンKGCの昨シーズンFINAL優勝の立役者の一人がソウルSKへFA加入。
昨シーズンのレギュラーシーズンの平均リバウンド6.4個は韓国人選手1位を記録。
先日のKBLカップでは予選リーグ2試合でチームのリバウンドの約半分をワーニーとオセグンで獲っている。
ことしで36歳になるが、まだまだ頑張る。
琉球とSKの試合は、外国籍選手が頑張りと、リバウンドの勝負になりそうです。
また、11月1日は韓国で琉球にとってのアウェイゲームが行われます。
試合会場はソウルSKのホームアリーナ・チャムシル学生体育館ではなく、ソウル市中心部から地下鉄で1時間ほどのコヤンソノスカイガナーズのホームアリーナ・コヤンソノアリーナで行われます。
コヤンといえば、コヤンオリオンスというチームがありましたが、オリオンスがデイワンに譲渡し、デイワンがネーミングライツをキャロットに売り、ソノがデイワンから経営権を譲り受けました。
(毎年経営者とニックネームが替わってるなぁ)
こんな感じで親善試合ではなく、公式戦がとして行われる日韓プロバスケ対決を、今シーズンも楽しもうと思います。
ちなみにアニャンチョングァンジャンレッドブースターズに関しては、後日また。