日本のバスケトップリーグ・NBLに2014年秋から新規参入する、広島ドラゴンフライズの初代ヘッドコーチ(HC)に佐古賢一さんが就任されるということで、発表会見へ行ってきました。
会見会場の入口には早くもこのようなボールが…。
さすがはお膝元…。
13:30、佐古HCと伊藤社長が登壇し、就任会見の開始。
会見は伊藤社長の挨拶で始まった。
HC就任は明るいニュース。2013年4月に立ち上げる会を発足させ、10月には株式会社広島ドラゴンフライズを設立。これからチーム作りをして、2014-2015シーズンからNBL参入する予定です。
と挨拶されました。
その後、佐古HCの挨拶
こんにちは。私はこれまでリーダーシップを取って日本のバスケを牽引してきたと自負しています。現在の日本バスケのトップとして足りないことはリーダーシップを取る人間が少ないと思います。ドラゴンフライズを通じて、日本のバスケ界に恩返しがしたいです。そのためには、タレント性のあり人気のある選手よりも、リーダーシップの取れる選手を広島から作りたいです。
広島ドラゴンフライズのチーム方針は、バスケを通じ、人間形成が出来る選手を育てたいとのことです。
と、隣の山口県岩国市で生まれて、広島にも縁があることを交えて
新規チームとして、既存のチームにバカにされないように、今のスポーツ界に足りない規律を学んでいける若い選手中心で人間形成もしていきたい。自分は40歳までプレー出来たのは、さまざまな人々に支えられてきました。HC1年目です。偉そうなことは言わず、精一杯頑張ります!
と力強い語調でコメントされました。
次に伊藤社長から、チームのロゴとスローガンの紹介、今後のチーム活動の予定の報告がありました。
アシスタントコーチ、トレーナーのリクルート活動をしている最中です。
現在、大学生を中心に入団交渉もしています。
NBL合同トライアウトでも選手を獲得する予定です。
とのこと。
再びHCのコメント
広島ドラゴンフライズでは、闘う集団、闘えるチーム作りをしていきたい。個の力とは精神力です。今までの歴史のある既存のチームにバカにされるようなチームは作りません。
目標はウエスタンカンファレンスの上位3チームに入り、プレーオフ進出です。強豪揃いなので、簡単なことではありません。
クリニックやイベントに参加したいです。今まで、いすゞ自動車、アイシンという企業チームに所属していたので、地域の皆さんとの距離が縮められた感じがしませんでした。ドラゴンフライズでは地域の皆さんとの距離を縮めていきたいです。その活動は選手やコーチが率先してやりたいです。
チームでは日本代表選手を作りたい。それくらいの一流選手、「ミスター広島」「ミスタードラゴンフライズ」と呼ばれる選手を作りたい。
チーム、会社、HC、全て一年生です。広島の皆さんに愛されるチーム作りをしたいです。
広島県バスケットボール協会の関係者をはじめ、バスケを愛する人々の力が必要です。
よろしくお願いします。
15:00から、球団HP が開設されると発表されました。
続いて、マスコミ各社による質疑応答
TV局各社を代表して、広島テレビの記者から
○HCオファーはいつ頃ありましたか?広島のHCになる決断はどのような形でされましたか?
…今年の9月にオファーがありました。すぐに返事はできませんでした。(HCをやることは)考えられませんでした。日本代表に携わりたい気持ちはありました。
代表のGMをやってきましたが、コーチをやっていないので、育成が出来ないと思いました。
9月に現場に戻ることが頭をよぎり、自分が現場に戻って何が出来るかと考えました。
10月10日に決断しました。一番の後押しは家族、夫人でした。3年間、アイシンで単身赴任を経験し、子供達も難しい年頃を迎え、また迷惑をかけることになるのですが、「現場で頑張ってほしい」と言われたので、決断しました。
○どのようなHCを目指しますか?
…小学校3年生から40歳までのバスケ人生にはいろいろな人々から手を差しのべられました。
コーチは教科書や映像を通じて出来ますが、人間形成は難しいので、それをやりたいです。
私は「ミスターバスケ」を自負したことは少しもありません。リーダーシップを発揮できる選手の育成、生え抜きでは難しいですけど、チームとしてのルールのしっかりチームを作りたい。
戦術はまだ決めていません。今後入団する選手を見てから決めていきます。来年6月からになるでしょう。
規律を守る選手に来てもらいたい。ゲームをなめてしまう選手はいりません。
○リーダーシップを発揮するためには何が必要ですか?どんな選手が入団してほしいですか?
…責任の取れる人間、一本筋を通す選手に来てほしい。それは、自己犠牲をしながら、自分のカラーを出す選手のことです。
スーパースターばかりでもダメです。生え抜きの大卒から24、25歳くらいの弱音を吐かない、途中で絶対諦めない泥臭い選手に来てもらいたい。
それはスタメンでもベンチメンバーでも同じです。華やかな選手よりも、泥臭い選手が広島ドラゴンフライズには必要です。
○プレーオフ進出が目標ですが…
…簡単なことではありませんが、決して不可能なことではありません。
チームの始まりとして、恥ずかしくないチームを作り、やるからには勝ちたいです。
ドラゴンフライズが今後、20~30年のうちには必ず優勝するシーズンがあるでしょう。
○広島での思い出は?
…6歳まで岩国で過ごしました。小学生の時には広島の親戚の家に遊びに行くこともあり、フラワーフェスティバルに連れて行ってもらった思い出もあります。
選手としては、1994年の広島アジア大会で銅メダルを獲得し、これが自分達の世代が日本のバスケを牽引していかないといけないと意識する機会となりました。
○バスケのトップのプロチームがない広島に何が必要ですか?
…小中学の世代の広島のバスケは全国レベルです。しかし中学校卒業後、他県の強豪校に進学してしまう傾向があります。このことを防ぎたいです。
大学も関東のレベルに達していないのも事実です。
例えばですが、ドラゴンフライズのチームトライアウトを広島の大学生や高校生を相手にゲーム形式で行ない、広島出身の広島ドラゴンフライズの選手を作ることによって、地域貢献していきたいです。
次に中国新聞の記者からの質問
○チームの選手には人間形成が必要と言われましたが…
…文科省の事業として、体育の授業にトップアスリートを交えてその競技を実践するという活動があります。この活動はその競技の底辺拡大につながるので、ドラゴンフライズも参加し、チームスローガンである「広島に、バスケでつながる風景を。」を実現していきたいです。
会見終了後、一般のファン向けにサプライズイベントがありました。
佐古HCと握手&2ショット撮影
来てよかったと思いました。











