交通事故 | オレはこう思う

交通事故





どうも連日のように、やれ玉突き事故だ、炎上だ、人をはねて死なせた、横転した、等々交通事故のニュースを聞かない日は無いというくらい、悲惨な事故が続いている。
首都高速では1日で3人が死亡。

これはたまたまなのか、マスコミが興味本位で事故のショッキングなニュースばかり流しているのか、よくわからないが、筆者が肌で感じている最近の都心のドライバーの荒さからすると、たまたまとは言い切れないと思っている。

全国的に事故が起きてはいるが、酷い運転の筆頭は東京という気がしてならない。



筆者がこの春、仕事で大阪を運転した時に感じた印象は、東京のドライバーの方が運転が荒くスピード出し過ぎなのではないかと、ふと感じたからである。
これは大阪のドライバーが特別優秀ということではなく、あくまで東京に比べれば、である。


その位、都心で走っていると狭い道なのにスピードは出すわ、一時停止はしないわ、歩行者がいるのに横断歩道でも譲らないわ、そうした車が目立つ。

地方も酷いが、東京はそれに輪をかけて酷いという状態であろう。
交通事故死者数は昭和45年をピークに交通戦争とまで謂わしめたが、その後は減少し昔のような悪い状態ではなくなってきた。
しかしここ1、2年ドライバーのマナーが特別向上したかといったら、どうもそうではないようだと感じるのは筆者だけだろうか。

過去に事故を起こしてしまった事がある筆者が偉そうにできる立場ではないのだが、それ以来、だろう運転ではなく、かもしれない運転を心掛けているつもりではある。

筆者は荷物を運ぶ仕事であるため、品物を傷付けないように、子供や自転車が飛び出しても大丈夫なように、交差点では左右の確認は怠らないように運転していると、いつの間にやら後ろに車がピッタリ付いてきているのに気が付く。
また、歩行者や自転車を追い越す場合は、安全な速度に落とすか1メートル以上離れて通過しなければならないのだが、それをやらない車もたまに見かける。
細い道なのに何キロ出しているのか。

この前は、片道一車線の交差点で徐行しながら左折していたところ、右斜め後方からタクシーがクラクションを鳴らしながら、筆者の車を被せるような形で大回りで抜き去っていった。
これはタクシーの違反。
またつい先日は、筆者がバイクで片道一車線で中央線が黄色の道を走行していたところ、なんとトラックが黄色線をはみ出して追い越していった。違反。

黄色線をはみ出して追い越していったバスがYouTubeで流され、バス会社がお詫びしていた事案があったが、このトラックも同じ。これを機に筆者はバイクにもドライブレコーダーを取り付けることにした。

悪質ドライバーは、大抵の車にドライブレコーダーが付いている時代になったと知らないはずはないのだが、自分より弱そうな車両に対しては態度が大きくなるのか。

警視庁発表
都内の交通事故
今年3月までの累計
事故数 7174件 昨年より117件増
負傷者数 7962  昨年より88増
死者数 34  昨年より8増
60歳以上の歩行者が死亡する事例が多いのだという。
まさに、歩行者優先の意識が欠落し、スピードの出し過ぎで止まれずにはねてしまう事故が多発するのであろう。

大阪府警発表
交通事故数 5655  昨年より472減
負傷者数 6545   昨年より585減
死者数 25   昨年より15減

なんと東京では事故が増加し、逆に大阪では減少していた。単純に東京が過密しているからの一言では片付けられないだろう。

譲るという意識の欠落だろう。