某、ブログのアバターで遊んでいると、PC屋という人が語っていた。
>MSから出たアンチは重たい印象ですな
>まあアンチウイルスソフトなんてものは宛てになりませんw
>ぶっちゃけ最速マシンはアンチ入れていませんw
>不要ですw
>自分が気をつければそれで事が足りますw
たしかにウイルス対策ソフトというものを入れていれば、100%ウイルスに感染しないと言う事もありませんし、常駐監視というものだとパソコンは重たくもなります。
また、入れてあったとしても、常に定義ファイルのアップデートとやら定期的にスキャンなどめんどくさいことばかりです。
でも
パソコン屋を名乗って上のようなことを言っちゃうのはどうでしょう?
中高生もいるような所で、ノーガードでネットをするのが格好いいようにも取れるような発言はPC屋としてはまずいのでは?
昔のようにウイルス感染しても、ハデに画面には現れません。普通には感染していることすらわかりづらい状況であることは色々な場所で言われています。
今のウイルスはパソコン内の情報を盗み出すタイプのものが増えていると言いますし、対策をしていないパソコンというのはそのウイルスを広める為の「bot」や「ゾンビ」として働いてしまいます。
以前であればアンダーグラウンドと呼ばれる怪しげなサイトやポルノサイトを見なければ安全とされていたネットもガンブラーのように一般の人が見るようなサイトを訪問しただけでも感染すると言われています。
我々、パソコンやWeb関係の者がウインドウズアップデートや脆弱性のあるプラグインの更新、ウイルスの状況をアピールしている中、「しても無駄」「しなくても安心」「対策しないのがカッコイイ」というような発言はして欲しくないと思います。
もちろん、もっと簡単に対策ができるようなパソコン、もっといえばそのような対策をしなくても安心なPCであればいいのですが、まだまだそう言った環境になるのは先のことでしょう。
危険性や対策をもっとわかりやすく、説明することの方が大事だと思うのですが、同業者の皆さんはどう思われているのでしょう…