イタリアンレストランに現れた女性は私の同世代の少しふくよかな女性でした。

服装は歴史を感じるワンピース、あまり身なりに気を使わない感じで軽く化粧していました。ばっちり決めた化粧はあまり好みでは無いのでその点は好印象でした。


カヨさんから見た私の印象は、この程度の男かと思ったかもしれません。食事中、彼女からの笑顔はあまりありませんでした。



私はペペロンチーノとコーヒー、カヨさんは魚介系のパスタと紅茶を注文しました。


私はまず、自分の身の上の話をしました。

離婚してまだそれほど時間が経ってない事、離婚の理由、シングルファーザーとして生活をしている事。特に離婚理由は気をつけて元妻は悪くない事、私も悪くない様に話しました。

さり気なく家事は得意という事もアピールしました。


カヨさんはあまり反応せずに聞いてました。

私の身の上の事を話しながらカヨさんの事も質問しました。カヨさんは特に積極的に話すタイプではない様でした。ただ、聞いた事に対してはしっかりと話してくれました。



カヨさんは私の近くにはいないタイプの女性でした。