最近、家族について考える作品に触れることが多いような気がする

 

 

#家族募集します

遅番だったり夜勤だったりで前回の放送で初めてちゃんと見たけど、ああいう家族ってアリだなぁって思った

“血のつながらない他人同士の集合体”

大人組みんなが父親でもあり母親でもある

子供同士だって、兄弟姉妹って感覚はないかもしれないけど“仲間”にはなれるような関係

みんなそれぞれに説明のめんどくさい家族を愛してる

 

その一方で銀爺ちゃんの家族のことも再生しかかってる

喧嘩別れしたけどでももう一度一緒に暮らしたい

そのためには自分たちがあの2階で暮らしていたら邪魔になってしまう

自分が追い求めていて、最高の一枚が取れた銀爺ちゃんの家族

そのためなら自分たちが引かなきゃいけないって考えながらキャベツを切ってる姿

やりきれないなぁ

今の自分にとっての家族も、銀爺ちゃんの家族も両方取れたらいいのに

って思ってしまうけど、難しいよな

最終回休みだから見れる

 

 

って脚本ってあのマギーさんだったのね

俳優さんどころか脚本家に演出家もされてるんだ

Life線上の僕らに触れて以来脚本に興味が少し出てきたけど、小説でも漫画でも脚本でも書ける人ってすごいなって

自分には人の頃を動かせるようなのは書けないなぁって思ってるから尊敬してしまう

線僕の脚本の山本タカさんも原作にはない場面や人物を登場させて、原作のJOYの部分を膨らませて原作と同等かそれ以上の泣ける作品にしちゃうんだもん

単純に凄いとしか言いようがない

 

 

蒼介さんが早くに両親を亡くしてるって話で思い出したのが、刑事7人の拓海君

どっかのシーズンでお母様がすでに他界してるって話してたのは覚えてたけど、この間の最終回のラストで警視庁入庁後の経歴のところに“父親は4歳の時に他界”って書いてあったのを見て、そのうえで拓海君メイン回の時の優くんとの関係について考えてみた

 

単に命の恩人で、自分を助けたことで警察学校を辞めたことへの後ろめたさから同居してるものだと思ったけど、優君もしかしたら自分も家族がいないって言ってた可能性がある

拓海君に「一人っ子だったよな?」って聞かれて「そうだけど」って返してたし、お父さんは再婚してるから家族はいないって言っていたのかも

同じ境遇の似たもの同士だからこそ一緒に暮らしてお互いの孤独を埋めてたのかもしれない

って考えたら、あの二人にとっての日常がとても大切な時間だったんだよな

友達以上兄弟未満

もしかしたらお互いそう思ってたかもしれない

その日常が舞さんがほんの少し意識を取り戻したことで崩れ去っていく

それでも、二人の関係は崩れなかったのがせめてもの救い

拘置所に面会に行くだろうし、舞さんのお見舞いも行ってくれるだろうな

それからの優君のことも支えてくれるよね

出来れば次のシーズンで不定期に出て欲しい

会話の中でその後どうなったかだけでもいいから

 

 

で、もう一人の孤独な少年だった樋口君

彼女はきれいだった

録画はもう消したけど(繰り返し観たいタイプの作品ではなかったので)

結局生い立ちの説明思ったより少なかった

ナレ死ならぬナレ説

あんだけ愛ちゃんに影響与えた功労者なんだからもうちょっと掘り下げてくれてもいいじゃない

あれだけじゃわかんないよ

だって結局自分が愛した人は振り向いてくれなくて孤独なまま世界を放浪して小説を書き続けるんでしょ?

樋口君が何したって言うのさ

樋口君にも家族と巡り会わせてください

誰か別の作品世界から華ちゃん連れてきて、なんなら理一さんの持ってる婚約指輪奪って来てもらって

黒沢さんは愛ちゃんにお怒りになりそうだから遠慮してもらって

誰?桐生戦兎呼んできたのは、エボルトさんも一緒に来ちゃうからやめなさい

エボルトさんはある意味においては“父親”ではあるけどね

あんなあっちこっちの星を滅ぼしてるお父さんは嫌だなぁ

 

こっちも血縁関係のない家族って意味では一緒かな

スタートレックディスカバリー

艦のクルーは家族みたいなものだろうけど、ブリッジのクルー達は特にそうだと思う

それが特に印象深いのがシーズン2の「ダイダロス計画」回のエアリアム

あの回泣きましたよ

エアリアムが敵に乗っ取られて

(元々地球人の女性で事故に遭ったあとにサイボーグとして生き返ったことがこの回の冒頭で明らかに)

「このままだと私はバーナムを殺してしまう。

そうしたら次にディスカバリーを破壊してみんなを殺してしまう。

だからその前にエアロックを開けて私を宇宙空間に放出して欲しい。」

 

無理だよ

家族同然の仲間を自分の手で殺すような真似するなんて

自分もバーナムと一緒でエアリアムを殺さずに済む方法を探す

でも結局時間切れで他の方法が無いなか自分の手でエアリアムを宇宙に放り出さなきゃいけいって時に、エアリアムに殺されかけてたナーン中佐がエアロック解除してくれた

あれ、バーナムがエアロック解除してたら絶対精神的なダメージ滅茶苦茶でかいし立ち直れなくなるとこだったよ

で、エアリアム最後に人間の頃の一番大事な記憶のデータを見ながら亡くなっちゃって、え?このまま宇宙で独りぼっち?と思ったら、次の回でちゃんと回収されて、宇宙葬で正式にみんなに見守られながら旅立つことができたけど、なんかキツイわ

その後もバーナムの実の母親が生きてたと思ったら未来に飛ばされるし、養女になったサレクファミリーとの話だったり、ディスカバリーをコントロールの手の届かないところまで飛ばさなきゃいけないってなったときに、ブリッジクルーみんな一緒について来たり

もう家族じゃん

みんな家族でいいじゃん

って思うとなんか泣けてくる

 

 

自分が機能不全家族育ちだからなぁ

あんまり家族というものに対していいイメージがない

父親は機能不全家族育ちだし、しかも毒母のおまけつき

母親は一歳で母が病死で六歳で父も病死で、高校の寮に入るまでは近所の親戚が親代わりで育ててくれたけど、いわゆるアダルトチルドレンだと思う

そんな二人が家庭を持って家族になったらどうなるか

 

機能不全家族+毒母

 

という結果になりました

 

だから自分が普通と思ってた家族像が実はかなり歪だとわかったときは衝撃でしたよ

そんな毒母から離れられないのは認めたくないけど共依存なんかなぁ

 

最近“親ガチャ”がどーのこーのって話題出てたけど、自分は失敗した部類に入るんかな

両親の家庭環境が劣悪だったせいで、世間一般的な“普通”の家族ではない“異常”な家族

経済的な問題云々以前の問題

まぁ小遣いも微々たるものだったし、中学高校はお年玉でやりくりしてましたけど

ゲーム類禁止(これは親のデジタルアレルギーが原因)だったせいで同級生の話の輪の中にも入れないし

おかげで今でも人の輪に入って話をするのが苦手

子供の頃に必要な周囲との共通話題でコミュニケーションをとる能力が圧倒的に欠けてるし、だから高校時代は自分から拒絶してたし

姉はあんまりコミュニケーションで困ってる様子ないけど、その代わり母親遺伝の依存体質のような気はする

自分は父親譲りの憤怒体質

 

自分の恋愛感情ないのも両親を見てるからだと思う

正直夫婦仲よくなかったし

あれ見てて結婚したいとは思わない

ここも姉とは真逆で、父方のはとこの知り合いの人とお付き合いしてるし、結婚を前提にしてるらしい

同じ環境で育ってるのに真逆なんだよなぁ、不思議なことに

父方の叔母と一緒で生涯独身かな

よほどの気の迷いで恋愛感情持って結婚しない限りはだけど