5月20日

父にとっては
本当の命日なのかもしれません

私にとっても、心が締め付けられる日



呼吸が止まった

臓器が働かなくなる

医師の死亡確認


それらで亡くなったと判断して
命日になるかもしれない


でも、死亡確認された父は
遷延性意識障害


父の意思…


当たり前にしてきた
食事やトイレ

話すことも出来ない


寝返り打つことや
目を閉じることも出来ない


7ヶ月以上、
身動き一つ取れない
遷延性意識障害の父は
ホスピスのベッド上で最期を迎えました



きっと、父の最後の意思は
亡くなる7ヶ月ちょっと前
2022.5.20


父自身、壊れていく心身に
ついていけない状況で
振り絞って伝えてくれた言葉


2年経って
まだまだ、受け入れきれてない中にも
変化はあります


最後の言葉に
父の強さ、優しさを感じ
少しずつ笑顔で過ごしたいと思うようになりました


どんな思いで
リハビリ病院での夜を過ごしていたのか

日に日に落ちていくADL

誤診され続け
どんなに訴えても
伝わらない


…家族にも伝わらない


辛い中、面会日を待って
伝えてくれた父ちゃん


もう時は戻せないけど

私の心の大半を占めています


あの父の姿は
真の優しさであり、
家族を思う強さだったと思っています



アクリル板越しじゃなく
もっと近くで
不安な父を抱きしめたかったです