どうもタカです。

 

今日は、いきなり本題にいきます。

 

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『筋肉コピーライターコラム』

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■ 目次

 

1、ぼったくりタクシーでビジネスの本質を学ぶ

 

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1、ぼったくりタクシーでビジネスの本質を学ぶ

 

この前、パレスチナ自治区に

行った時のことです。

 

 

イスラエルのエルサレムから、

バスで1時間かかるのですが、

 

バスを降りると、

 

無数のパレスチナ人タクシードライバーが

『ぼったくり』しようと声をかけてきます。

 

バスから降りた瞬間、

 

『タクシー!!タクシー!!タクシー!!』

 

もう、耳元でうるさいんだよ!

 

と言うくらいの大声で。笑

 

パレスチナで有名なのは、

 

キリスト様が生まれてきた。

と言われる『穴』がある教会。

 

他にも、

 

マリア様の母乳が数滴垂れた事で、

赤かった地面ばミルク色に変わった。

と言われているミルク・グロッド。

 

あとは、

 

英国ブリストル出身の有名な覆面芸術家、

バンクシーのアートやバンクシーが手がけた

 

『世界で一番眺めの悪いホテル』

 

があります。

 

そういう観光地を回るのに、

タクシードライバーがツアーを

その場で売ってくるんですね。

 

奴ら、もう嘘吐きまくって

どうにか客をゲットしようと、

必死になってやってきます。

 

『教会は徒歩圏内じゃないから』

『バンクシー全部見るならタクシーしかない』

『他にも徒歩じゃいけない場所がたくさんある!』

 

だから、タクシーに乗れ!

 

と。

 

実際、教会は徒歩圏内だし、

バンクシーも気合いがあれば、

見て回れます。

 

ネットで事前にぼったくりタクシーが

いることは調べていたので、

歩き去ろうとしたんですが、

 

なんかその時、

 

『どんだけぼったくられるんだろ?』

 

と変な考えが浮かんできて、

今後、パレスチナ行く人にとって

役に立つんじゃないかな?

 

とか、思っちゃったわけです。

 

だから、

 

タクシー乗りました。笑

 

最初のドライバーからの提案は、

 

バンクシーのアート、ホテル、

教会を全部回って、60シュケル。

 

1シュケル=30円くらいなので

1800円で全部回ってくれると。

 

まあ、それだけなら、

 

歩いて回るよりいいかな。

と思う値段です。

 

ここから、どれだけ金額が上乗せされるのか。

 

ちょっとワクワクしてましたね。

 

新宿のバーで20万、30万って

ふっかけられるのは嫌だけど、

 

パレスチナのぼったくりタクシーなら、

いい経験になるんじゃないかと、

アホなこと考えちゃいました。

 

最終的には350シュケル取られました。

まあ1万円くらいです。

 

元の5倍以上。笑

 

奴らは、いろいろ提案してきます。

 

キーワードは『特別に』

 

『特別に難民キャンプに案内してあげる』

『特別に隣町のバンクシーも見せてあげる』

『特別に15km離れた火山も行ってあげる』

 

とまあ、こんな感じで

特別な提案がたくさんきます。

 

それにYES、YESと言っていると

最終的に金額は跳ね上がるわけですね。

 

特別な提案をしてきて、

僕が『いくらなの?』って聞くと

 

『リラーックス、リラーックス』

 

といくらかかるかは、はぐらかして

そのまま運転していきます。

 

笑顔ですが、まあ、金の事しか考えてない。笑

それが丸わかりです。

 

こんだけ貪欲だと逆に気持ちいいなとか、

思ってきちゃったりもします。

 

で、結局全部の『特別な提案』に

YESって言ってたら1万円になってました。

 

最後、

 

いくらって聞いたら、やっと

350シュケルって値段が明かされました。

 

ぼったくりって分かってたけど、

なんか腹立ったね。ウゼーな!と。

 

で、ちょっと抵抗しようと思って、

100シュケルしかないから、

オマケしてって言ったら、

 

無言でATMの前まで行って、

降ろされました。

 

『リラーックス、リラーックス』

 

とか言ってた奴と同じとは思えないくらい、

めっちゃシビアな顔で、

 

『早よ、降ろしてこいや!』

 

と言わんばかり。

 

結局350シュケル、鐚一文負けることなく

払うまでずっとシビアな顔してました。

 

お金払ったら、

 

『センキュー、マイフレンド!』

 

と、満面の笑み。

 

調子良すぎやろ、お前!

 

これが、普通のお客さんなら

最悪だろーなー。

 

完璧、詐欺だもん。

 

『リラーックス、リラーックス』

 

とか言いながら、何も言わずに、

特別にここにも連れて行くからーと言って

ぼったくるんだから。

 

あ、パレスチナの地元の人は

めっちゃいい人ですよ。

 

笑顔で気さく。大好きです。

 

でも、タクシードライバーは

ほんと注意。

 

これはどこの国行ってもそうだけど、

タクシーだけは気をつけないとね。

 

めっちゃボラれる。

 

一見さんだし、定期的に、

帰ってくることもない。

 

新規客だけに通用する

ビジネスのやり方ですね。

 

やり方としては最悪で、

リピーターは絶対来ない。

 

ビジネスにおいて、一番大事な

信頼関係が築けないから。

 

このぼったくり運ちゃんも、

どうやったらお客さんが、

何回も乗ってくれるかを考えて

お客さんと接すればいいのに。

 

と、

 

ぼったくられて心から思いましたね。

 

信頼関係を築けるように

サービスすれば、

ブログやSNSで拡散されて、

 

あんな強引な客引きしなくても

お客さんの方から来るかもしれないのに。

 

実際、

 

タクシーで回った方が、

効率は100倍良い。

 

バンクシーのアートを

8つも自分で見つけるのは

実際、めちゃキツいし、

 

難民キャンプの中も

入るのは結構勇気いる。

 

火山や隣町も言ってくれて、

教会の中を見ている時は

外で待ってくれるし。

 

普通に料金決めて、

サービス良くしてれば、

お客さんにとっては、

 

良いサービスになると、

僕自身感じたんでね。

 

と、

 

パレスチナで1万円使って、

そんなことを思いました。

 

今日もお読みいただき

ありがとうございました。