1ヶ月ほどサーフ出撃のタイミングを見計らっていましたが、ようやく条件が揃いました。

なんとしてでもヴァンキッシュで座布団ヒラメを釣ります。

 

・3/16_静岡サーフ_21:30~23:00_水質:クリア

春の代表的なベイトであるイナッコ、ハク、稚鮎、シラスウナギなどが多く居るであろう河口隣接のサーフへエントリーします。

波風ともに穏やかで絶好の釣り日和です。

三日月が出ており周囲は明るかったのですが、これが良いのか悪いのかはわかりません。

なにせ昼夜限らず40cmを超えるヒラメを釣ったことがないんです。

これから経験を積んで、適切な条件を探っていきます。

河口にはシラスウナギ漁師が数人見えますが、サーフ側には居ないので仕事の邪魔にはならなそうです。

先発にはレンジを刻みやすいかっとび棒をチョイスし、河口付近からスタートします。

30g以上のルアーしか持ってきていないので、フィンガーガードを忘れたのが悔やまれます。

雰囲気は抜群に良いのですが、浮遊している海藻や水草が多くて釣りになりません。

ハクや稚鮎がこれらの浮遊物に紛れているのは明白なのですが、これらを回避する術が思いつきません。

生えているものならレンジ調整でどうにでもなるのですが、千切れた切れ端がラインにまとわりつきます。

河口から離れるほどに少なくなっていくので、釣りになるエリアを求めて1投ごとに歩きます。

ようやく浮遊している海藻が少ないエリアまでたどり着いたと思いましたが、ボトムを取ると引っかかってきます。

表層、中層を通した後ボトム付近をトレースし、ヒラメを狙いながら地形を探っていきます。

3つのレンジを通す意図として、

表層:シーバス、タチウオ狙い

中層:上記+ヒラメ、オオニベ

ボトム:上記+マゴチ+地形変化の確認

が挙げられます。

ボトムを最後にするのは、根がかりやゴミを拾っての場荒れによる影響を最小限にするためです。

久しぶりのサーフなので、かっとび棒の飛びっぷりとヴァンキッシュの巻き心地を堪能します。

ナイトサーフは昨年末からほぼボウズですが、釣れなくても楽しいので満足度が高いです。

他に釣り人が居ないので好き放題投げ散らかしていると、ボトムの海藻を切るためにシャクったタイミングで稚鮎が引っ掛かりました。

太い針に貫かれた稚鮎は即死してしまっていたため、その場で食べて供養しました。

ウロコはまだ無く骨はサクサクで身はふんわり、鮎の風味と身の甘さが口に広がった後を内臓の苦みが追いかけてきます。

これは予想以上の美味で、日本酒が良く合いそうです。

この後同じ流れで引っ掛かってしまった2匹も供養しました。

ベア・グリルズのように貴重なタンパク源を無駄にはしません。

ハクにも挑戦してみたいですが案外引っかかってきませんので、覚えていたら浜名湖でゲットしてみます。

釣り開始から1時間ほど移動を繰り返しましたがノーバイトでした。

稚鮎なら群れで居そうなので、稚鮎が3匹引っ掛かったポイントへ戻ります。

サスケやサリューを投入し色々と試しましたが、反応が返ってくることは無く納竿しました。

天竜川河口ではタチウオ、サワラ、ヒラメが釣れているようなので、来週はそっち方面に行ってみようかなと思います。

魚種だけ見ると高級な魚屋さんのラインナップですね。