今年からフックをBKKのFangsにしました。

いままで適当にカルティバを使用していましたが、BKKに変えてからショートバイトのフッキング率が良くなったような気がしています。

去年はヒットの3倍くらい乗せられないバイトがありましたが、今年は0.6~0.8倍くらいでしょうか。

使用しているタックルとルアーは同じなので、フック由来である可能性が高いです。

最近人気が高くなってきた中国のメーカーだそうですが、日本のメーカーにも頑張ってほしいです。

低価格で錆びに強く強度的にも信頼できるため、今後はBKKのフックがメインフックになりそうです。

そういえばjijijijiのブリームオフセットもBKK製でした。

バスとソルトで活躍中の黒田健史氏が作った、超ナローでチヌの口に収まりやすいという非常に面白いコンセプトのフックです。

ワームの逃げ代が少なすぎるため、ティップが柔らかいラテオではフッキング率があまり良くないように感じます。

私のタックルに合わないだけで刺さりと強度は非常に優れているため、専用ロッドを準備すれば武器になることは間違いありません。

本当にバイトが深くなるので、ボトムチニングがメインであれば一度使ってみることをお勧めします。

強度はキロフックハイパーに近いものがあり、キロフックでは弱すぎる、キロフックハイパーは大きすぎると思っている人にもおすすめです。

シルバーウルフのフックは使ったことがないためあしからず。

 

・3/9_奥浜名湖_22:30~23:15_水質:クリア

昨日の1箇所目にエントリー。

今年から通い始めたポイントであり、1年間可能な限りこのポイントで釣りをすることで、ここの特徴を見極めたいです。

昨日に比べて風は弱まり、水温は若干上がっているように感じます。

車の温度計は2℃になっていますので、長居は出来そうにありません。

月が無く暗いですが、波が無いためサスケからスタートします。

昨日のキビレが何を食べていたのかは知りませんが、メインベイトはハクであるはずです。

ハクが水面下で泳ぐことを辞めない限り、春はサスケからスタートすると思います。

先行者の車はありますが、エントリーポイント周辺に人影は確認できないので奥の方へ歩いて行ったのでしょう。

ここをホームにしていると思われる1人がよく居るスポットへ入水します。

陸からは特別な変化があるかどうかを確認することはできませんが、いつも同じ人がこの場所に入っているので何かあるのかもしれません。

一投目は糸を濡らすために沖へ軽くキャストします。

ベイトリールばかり使っていた頃の癖のようなものなので、1投目は軽く投げましょうと言うつもりは毛頭ありません。

伝わってくる水圧からして潮は動いていそうです。

2投目は岸とほぼ並行にキャストします。

シーバスの回遊ルートだと考えているラインであり、クロダイが好む水深でもあります。

ほとんどの場合岸と並行にブレイクラインが形成されますので、反応が得やすい魅力的なトレースコースなのです。

こっちも良い感じの圧だなと思いながら巻いてくると、後ろから吸い込む様な鮮明ではないバイトがありました。

しっかりと重みが乗ればフッキングする場面ですが、何か違和感があります。

不明瞭ながら多少重みは感じますので、ルアーだと気付いておらずこちらに泳いできているのでしょうか。

とりあえずフルフッキングを叩き込むと上手く乗ったようで、猛烈な勢いで泳ぎ始めました。

バイトの質からシーバスだと思っていましたが、戦車のようなトルクと下への突っ込みからクロダイで間違いなさそうです。

昨日のキビレで微調整したルビアスのドラグが鳴り響き、大物であることを予感させます。

このままだと好き放題殴られ続けますので、ドラグを締めこんで主導権を奪います。

なかなか寄ってきませんが、主導権は奪えたのでのんびりファイトします。

無事にキャッチすると45cm程の良型クロダイでした。

銀ピカで丸々と肥えていたためお持ち帰りしましたが、胃の中は全て海藻で魚は確認できませんでした。

この時期のクロダイが海藻も食べているのは知っていましたが、サラダの後のメインディッシュにサスケを選んでしまったのでしょうか。

クドアは1匹も寄生しておらず、臭みも全くない非常に美味しいクロダイさんでした。

キビレとの食性の違いからか、大量のクドアが寄生しているクロダイは見たことがありません。

銀ピカの個体を選べば臭みも気にならないため、一度持ち帰ってみるのをお勧めします。

その後40分程釣りをしましたが反応がないため納竿しました。

プラグでチニングをしているとよくあるのですが、針が刺さっておらずランディング中や直後にルアーが外れます。

ファイト中にテンションを緩めなければバレることはあまりありませんので、プラグで釣れた場合はポンピングをしない方が無難です。

ワームの場合はしっかりと刺さっている場合が多い(刺さらなかった場合はフッキングですっぽ抜ける)ので、ある程度自由にファイトを楽しめます。

今日も釣れて一安心ですが、消えてしまったシーバスの行方が気になっています。