前回の更新から2ヶ月が経ってしまった。もう半年くらい過ぎてしまった感はあるけれど。
昨晩、息子とオンラインで話をした。顔がすっきりしていて、達観している。
実は1ヶ月程前は、溢れる課題と自分自身で挑戦している課外活動、寮長としての責任感、全校スピーチコンテストなどで
いっぱいいっぱいになってしまって助けを求めてきた。話を聞けば、スクールカウンセラーにも話を聞いてもらったとのこと。
うん、それでいい。 長い人生、1日や2日授業をサボって何の影響がある。 逃げることも大事。
自分ではない他人に助けを求めること、苦しさを吐露すること、これも立派な能力だと思うのです。
全校スピーチコンテストで、予選を勝ち抜き、ファイナルへ進出。
ファイナリスト15名のうち、インターナショナル生は2名のみ。
全校生徒&保護者を前にスピーチ。結果、4位入賞。
3位までお小遣いの賞金がでるけど残念!! でも、"honorable mention"をGet。
オーディエンスの親御さんから、「あのJapanese boyが1位だろ」と野次があったとのこと。
スピーチコンテストのテーマは、「日本とアメリカの教育制度の違いと課題」
どちらも経験している彼だから選べるトピックを選んだ時点でユニーク性がある。
スピーチは、YouTubeの限定公開であがっていて、私は何度も何度も視聴しました。
彼の主張は一体何か。彼の心にある想いは、何だろうか。何度も聴いて彼の胸の奥にある主張に耳を傾けました。
そして、涙が出ました。正直、彼の内容に最初は戸惑いました。でも、心から感動したのです。
スピーチコンテストに臨みながら、課外活動にも挑戦しています。
YALE大学のGlobal Sessionは、結果、不合格でした。
アメリカは50州、世界30ヵ国以上の生徒、1万人の応募だったようです。さすがですね。
でも、同時にapplyしていた、ライス大学のPreCollegeに合格しました。
ちょうど先週、課題のエッセイとプレゼンが終わって、正式な修了証のCertificationが届いたところです。
このPreCollegeも応募は相当数だったと思いますが、合格と共にライス大から奨学金も出ました。
自ら学びたいという意思ある者はちゃんとチャンスを掴むんですよね。
そして、彼は今、とある国の研究所ともうひとつの大学のPreCollegeにapplyしていて結果を待っています。
どうなるかわからないけれど、このチャレンジ精神に、拍手と声援しかないわけであります。
2月と3月の成績表がupされました。Advanced Placement科目は1つを除いて、A評価でした。
先生のコメントは、とにかくHardworkingに取り組んでいると。
戦うフィールドを自ら決めて、他人の評価や大多数の流れに流されることもなく、自ら道を切り拓いています。
この姿を見て、この私が刺激を受けないわけがありません。
ということで、父ちゃんも世界のリーダーsが集まるAspen Instituteの経営者セミナー@コロラド・アスペンに応募しました。
簡単なエッセイと経歴、バックグラウンドを提出。無事、NAKASONE スカラシップが全額出ることになりました。
7月にアスペンで、日本代表として、爪痕を残し、そして、多くの収穫を得て持ち帰りたいと思っているわけであります。
以上、息子と父ちゃんの近況報告でした🌸