ここんところ天気が思わしくなく、バイクいじりも滞りがち。
NMAX155 SG66Jの182CCボアアップ作業開始が遅れることになり、
漸く準備も揃い作業することにした。
ボアアップキットは、Party-upさんの182CCボアアップキットを選択。
TRHC63φのピストン、シリンダー、ハイカム、大容量インジェクター、
ガスケット。
Party-upさんのテスト走行では、150Km/hオーバーでるらしい。
高速走行では安心。
まずは、カバー類、マフラーを外していく。
次は、エンジンを下すので配線コネクター類、スロットルボディ、インジェクター、
エアクリーナー、リアサスの下部ボルト外し、リアキャリパーを外していく。
エンジン分離のため、フレームと接続しているダンパーボルトを外し、エンジンをサイド
にスライドして分離する。フレームが落ちるのでジャッキで固定。
ラジエター液を抜くため、下部のボルトとシリンダー下部のボルトを緩め液を排出し
ホースを外していく。
今回、ボアアップしているので水温が分かりやすく、デジタル水温計を追加。
それと、アナログタコメーターを追加した。
ラジエターホースの一部をカットし水温計センサーを取付。(16φ)
ヘッドカバーを外す。
カムチェーンテンショナーを外す。
チェーンが緩んだので、ギアを外す。
ヘッドを外す。バルブもピストンもそれなりにカーボン汚れ。
シリンダーを抜いて、ピストンを外す。
ここからキットを組み込んでいく。
EX側のロッカーを外して、旧カムを抜き、ハイカムに交換。
ガスケットはオイル漏れ、水漏れ、ガス抜け防止にカッパースプレーを噴く。
TRHC 63φのピストン挿入。
リングは向きと合間を規定通りにセット。
大容量のインジェクターに交換。
あとは逆工程で復帰していく。
ボルト類は、規定トルクと順番をマニュアルを見ながらセットしていく。
エンジン始動。無事完成。
デジタル水温計とタコメーターも動作確認良好。
アイドリングは1400rpmぐらい。
このタコメーターはDYTONA VELONA 48φ で電圧も表示できる。
近所を試乗したが、パワーとトルクアップには感動。
あとは慣らしで調子を見ていくことにする。