NHKの病院ラジオという番組を観た。今回は長野県にある子供病院に出向いての放映だった。

 その病院に入院・通院している子供たちは、治療法のない難病を抱えた子供ばかりだった。当然、親よりも先に亡くなってしまう子供もいる。

 

 その子供たちに、親として何もしてあげることができない。ただ愛情を持って見守ることしかできない。きっと、もどかしさを感じているだろうなと思う。

 

 わしはカウンセラーなんて思いあがったような仕事をしていたけれど、そんな親たちのもどかしさに寄り添えるようなスキルは持ち合わせていない。

 

 病気を抱えた子供は、親を選んで生まれてくると言う人もいるが、本当にそうだろうか?

 

 東大理Ⅲに子供を合格させた親のノウハウなんて自慢気に語る人がいる。

「それは立派ですね。でもそれは子供さんが人一倍努力したからちゃいますのん」なんて嫌みたっぷりのわしがいる。

 

 ほんま、世の中は不公平なことが多すぎるわと、病院ラジオを見ながらわしは思った。