最近父がアルツハイマー型認知症の診断を受けた


同居しているのは母と姉


物忘れが普通じゃない と思ってはいたらしいが、お正月に集まった兄家族に何しにきた?

と言ったのが決め手となり物忘れ外来を受診した


それから父の肩書は認知症

認知症なんだから!とばかり声かけしている様子で、、認知症じゃない!と意固地になっていた

今までも 忘れてること はあったのだが

認知症と診断されてから母が変わった、、

やたらと やいやい うるさい

何故本人に忘れたことを認めさせないとダメなんだろうか。。

母は介護福祉士だか、

家族の介護となると感情をコントロールする事が

難しい様子で

どうも昔の恨みが邪魔しているらしい

夫婦にしかわからない事だろうけど、、

私は母がずっと家族の闇だったのだろうと思っている

父が表面的に面倒な人間に見えていたのだか、大人になって気づいた、、

母の自己中心的で気付けない性格のせいだ

母78歳、、もう嫌、離婚したいと言い出した

初めてではなく、

いついつの時に離婚しようと思ってたけど誰々のせいで出来なかった

などと何回も言っていたが、、

いまに至る


結婚してから1人になったこともないのに

78歳で1人で暮らせるのか?

1人がどれだけ不安で寂しいものか、、

暮らしてみろ と私まで意地悪な気持ちになる。。


これは母は愛着障がい拗らせタイプで、、

足るを知らないせいだ


自分の人生は何にもいいことがなかった

と娘の私の前でのうのうと言い切った


昔から父は母に依存気味で

母のことが好きでたまらないらしい

本人がよく言っていた

とにかく損得含めて大切なんだろう


それが母は鬱陶しいと嫌う


父が職場まで送迎してくれたり

退職してから家の掃除や洗濯をしてくれたり

寒いだろうからとトイレや風呂の気温まで適温にしてくれてることを(やることないのでやや過剰だが。。)


煩わしいと言う ありがとうと言っていたのだろうか。。

きっと頼んでない、勝手に好きでやってるから、、と無下に当たり前に扱っていたのだろう。。


感謝の言葉が欠けている



認知症と診断されてもいまのところ変わらず

自分のことはさておき 父は動き回っている


父も過干渉な祖母に育てられた長男なのでこれまた愛着障がいモチである

役に立たないといけないと思っている


まぁ私から見ても

私の子供たちから見ても

母は至れり尽くせり

尽くされてるのだ


母は気づいていない

自分がいかに恵まれていて

愛されて護られているのかを、、


母は本が好きでよく読む


私の知る限りの本好きの皆様は

本から色んなことを学び

人生でもその知識を活かして、冷静沈着な方が割と多いと感じている

慌てず動じず知っているが故の余裕があり

とても素敵である


母を見ていると

いつも不思議な気持ちになる

何を本から得ているのだろう。。。

現実を見る力がないのか

見ないようにする力があるのか


きっとあまり恵まれなかった幼少期の生い立ちのせいだろう


救われなかった自分を受け入れることなく

自分を抱きしめることができないのだ。。

ずっと満たされていない気がする


4人子供を産んだが、、

両親共自己満足で可愛がり、一貫性に乏しく子供を

(母曰く放任主義)放ったらかしで育てたので、、

兄弟みな天真爛漫ではない


私は

不安症でとても空気をよむ繊細な人間になってしまった


満たされない親に育てられると

子供もやはり満たされない


自分を信じることも下手くそで

役に立たない自分を受け入れることが

とても困難になってしまった。

私は私が親だったら良かったと今でも思う

(傲慢と反省しつつ)


あるがままを受け止めて

いい子でも

悪い子でも

愛される存在であると満足するまで

抱きしめて欲しかった


この生きにくさをなんとかするためにもがいた、、


今はとても生きやすくなった


幼少期の身近な大人との関わりは非常に大切だと

身をもって感じる

アタッチメント

考え方を変えて自分を救わないと

ずっと大人になっても、老齢期まで影響するのだ


母には私がどんな言葉をかけても

届かない


いつも

もどかしい


母と話すと

いつも思っている言葉がすらすらとは

出てこない


私は

話を聴くつもりのない人がすぐわかる


そんな人にかける言葉はとても苦労する


最近は

聴くつもりのない人とは話さないようになった


だが母なので、、

響かないけど、話さないといけない

分かって欲しい気持ちも含めて、、


もどかしい


また色んな感情がまとわりつくので



この存在に癒されて、、いつもありがとう✨

健康で長生きしてほしいと

自分のことより願っている