2012年 読書メーター 7月まとめ | FXで有り金全部溶かした友達の顔を見てみたい。
遅くなったけど、7月の読書メーターまとめです。

7月は全然読めていなかった、確かこの時期は大学のテスト期間だったのと、帰郷する準備とかでまったく読めなかったのかと。
読んだ6冊のうち2冊は講義で使った本混じっているし。



「僕は友達が少ない」8巻
正直どんな内容だったか・・・手元にないし、かなり適当になってしまう感想になるとは思う。
8巻、これはアニメ放送後に発売された1冊目なんですが、どこぞのラノベ原作者がラノベはアニメが成功しても失敗しても、原作者はブランクに陥るみたいな事言っていたのですが、アニメが成功すれば、アニメ以上のクオリティや期待に答えなければならない不安。アニメが失敗に終わった場合は、原作の売れ行きが伸びない、作品を叩かれる。
とか、そんな事を言っていたような・・・ま、これはただ単に原作者の逃げの理由をまとめたようにも感じるけど、理解はしたよ。
「はがない」はアニメ放送前に散々ファンが持ち上げて、「けいおん!」クラスのアニメだとか称賛していたけど、さすがに原作読んでいた自分としてはそこまで大げさには捉えられなかったけど、ヒットはするとは思ってた。
でも、いざアニメ放送されると、期待に押し負けていた気がします。
原作ファンの自分としても、これはアニメ化やり直してほしいと思ったくらいに。
線は太いし、演出はギャグの時にしか力入れてくれないし、もう少し上手に作品を作ってほしかったな~と観ながら思ってました。
アニメ放送中は原作の文章力のなさが叩かれていましたけど、僕はあまり読んでいてそうは思わなかった、確かに西尾維新みたいな個性的な文章とかは書けないけど、西尾維新よりは読みやすいとは思うんだよね。
文章力ない=読みやすいには繋がらないよね?
あとは、主人公の鈍感スキル「え、何だって?」
確かに同じセリフを使ってしまうのは良くないけど、全部にこのセリフで返したわけじゃないからw
ハーレムアニメは主人公が鈍感じゃないと成り立たないから、聞こえないという対応はよくやるんだけど、同じセリフ使いすぎだとか、難聴って小鷹は変なレッテル貼られましたw
他には、ジェットコースターの挿絵の横の文章がデカデカと「うわあああーー」だけとか、でも、この挿絵前は普通に文章になっていて、ページ開いたら、挿絵と短い言葉が出てくるようになっていて、コメディを盛り上げるための演出としか捉えられないし、ここは叩いていも、あまり意味なかったような。

そんな事があっての8巻
内容はイマイチ思い出せないので読書メーターに書いた感想を元に、少し付け加えてみようかと。
”作者のメンタルに安心”と書いてあるけど、これは叩かれた後だったから、今まで通りに書けないかも、と思っていたのですが、小鷹のセリフのお決まりな言い回しもなくなったし、工夫が見られた。
幸村についても、正直のところ幸村は7巻まで、その場に登場していても、描写されることはめったになかったような気がするんだよね。
無口とはまた違うけど、口数の多いキャラではないから、目立たないのは当然だけど、読んでいて、そういえば幸村いたな~みたいに思う事がよくあったし、いてもいなくても、あまり話の筋には関係がないという状況だった。
でも8巻では、毒気の強い幸村という印象を感じたし、積極的に話に絡んでいるようにも思えた。

あとは7巻ラストの展開をさらに広げた形になっていくんだけど、そういえば、すでに7巻で小鷹の「え、何だって?」と度々口にしていた理由というのも小鷹の心理描写で解決していましたね、あまり話は7巻と比べ進んでいないけど、主人公の意思がしっかりしてきたように感じたし、9巻からは今までとは違う明るい物語とは違う一面を見せてくれるんじゃないかな~と思っている、そういえば生徒会長がやけに「めだかボッ
クス」のめだかちゃんに似ているイメージだった。





「じょしらく」「絶望先生」
読書メーターにも感想書いていないし、手元にもないから詳しく書けないけど、この頃はまだ「じょしらく」もアニメ始まってないから、「じょしらく」をどう読んでいいか困っていたのは覚えている、面白いんだけどね。





「めだかボックス」16巻
学園祭の回はクソだったけど、それ以外は面白かった。
でも、安心院さんが味方についたら、もはや生徒会最強すぎるような・・・これ以上に西尾維新は強いキャラ作れるのだろうか、凄く期待してしまう。





あとは講義で読んだグリム童話はまた機会があれば、というか実際に書きかけの記事があったりするので、いづれ更新すると思う。









7月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1386ページ
ナイス数:21ナイス

じょしらく(2) (ワイドKC)じょしらく(2) (ワイドKC)
読了日:07月21日 著者:ヤス
めだかボックス 16 (ジャンプコミックス)めだかボックス 16 (ジャンプコミックス)
安心院さんがラスボスだと思っていたから、この展開はかなり意外だったけど、ノットイコールの言葉遊びでの展開は面白かったから、良かったし、ここで1話のセリフで安心院さんを改心させるのにはぐっときた。一番の謎キャラ不知火半袖がいるし、まだ完結ってわけにはいかないんだろうけど、区切りとしては最高にキレイだった。しかし、学園祭とは何だったのか・・・。
読了日:07月21日 著者:暁月 あきら
グリム童話―子どもに聞かせてよいか? (ちくま学芸文庫)グリム童話―子どもに聞かせてよいか? (ちくま学芸文庫)
講義のレポ書くために読んだ本です。「グリムは残酷」というイメージを持つ人はいますが、この本はそれを否定する内容になっています。グリムの昔話に登場する主人公は不幸な人間として描かれます、それをいじめる継母や姉は悪と言える存在で、ラストでは悪が罰せられ、不幸な主人公は幸福を得ます。現実では、決して悪が罰せられずに幸福を得て、悪ではない人が不幸に合う事があります。また、抽象的に物語を描くため、残酷な罰を受けていても、血が流れるとか、叫び声をあげるという描写は一切されません、話の筋を描くのに、必要ないからです。
読了日:07月12日 著者:野村 ヒロシ
さよなら絶望先生(14) (少年マガジンコミックス)さよなら絶望先生(14) (少年マガジンコミックス)
読了日:07月11日 著者:久米田 康治
完訳 グリム童話集〈1〉 (岩波文庫)完訳 グリム童話集〈1〉 (岩波文庫)
僕はグリムが残酷という意識があったから、読む前は楽しみだったのですが、読んでみると随分と期待を裏切られました。シンデレラで有名な灰かぶりに意地悪をした姉妹は灰かぶりの式に出席し、その際、片目を鳩に奪われ、結婚式後にもまた片目を奪われます。これを読むと現実では到底あり得ない、残酷以前に不自然だ、普通治療するだろうとw片目ないまま結婚式参加しているってwwwグリムは話の筋に関係のない描写は極力しません、固定した文体が変な想像もさせません。この原書に近い本を読んで残酷に感じるというのは読み手が捻くれているだけ。
読了日:07月10日 著者:W. グリム,J. グリム
僕は友達が少ない 8 (MF文庫J)僕は友達が少ない 8 (MF文庫J)
今巻はシリアス多めだったけど楽しむことができた。アニメ放送してネットでは主人公の鈍感スキルが叩かれましたが、それをバネにするように裏付けた作者のメンタルに安心。この巻で幸村が可愛いと思えるようになったんだけど遅すぎw何か少し毒気があったね、毎回思うけど星奈は何でマリア嫌いなんだろうか、めちゃくちゃ可愛いだろ・・・あとスマプリネタなら、やよいを一番のお気に入りなのかと思った。理科が活躍したけど、これは脱落してしまっているような・・・てか理科は結局我慢をしているのでは?小鷹は外見だと理科が一番好みだったはず。
読了日:07月03日 著者:平坂読

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