日々、色々とこんなお話をしたいなと思いながらも、酒と共に忘却の彼方へ・・・
人と出会いお話をする事で本当に面白く思う事は
「気付き」
になるのではないだろうか。
有難い事にこのような小さなお店のブログにもコメントをいただいたりと嬉しい限りでございます。
また、少しばかりほろ酔いの中で文章を書いてしまうが故に、乱雑な文章はご容赦いただきたい。
こちらのブログの更新者である店主は大学を音楽で専攻をしていたが、すぐに飲食の道に進んだタイプであり、当時、音楽も出来ないと路頭に彷徨いながらも、他に何も出来る事もない中で銀座のお店に拾ってもらえたという前置きをしておきたい。
中々のハードワークではあったが、周りにいた方々が本当に良い方であったのはずっと変わらずに思う事である。
こちらのお店ではプレイ(演奏)をしている人が毎日入れ替わりで来ている。
普通に飲食店舗で毎日人が入れ替わっていたら、しっかりとした仕組み(サービス)がなければ人は来てくれないだろう。
ここのお店では毎日、料理人が違うと思ってもらえるたら分かりやすいのかもしれない。
毎日、多くの演奏家に来てもらって、それに対して多くの何かを還元出来る事がないと只々申し訳なく思う。
小さなお店で感じられる事は多くはないかもしれないが、多くの人演奏者がいるという事はそれだけ人のやり方も見る事も出来る。
ホールコンサートを主体とした演奏産業とは、また違う産業が発展しつつあるこのクラシック業界において人のやり方を多く見る事は大事な財産になると強く思うという話。
誰が何故それに反応をして、喜び
そして、次の何かを求めたのかと・・・
現段階においてクラシック業界では、お客様を導く水先案内人は多くないと感じてる。
音楽家というプロフェッショナルの世界にいる中で聴衆を置き去りにしてしまう事はないだろうかと・・・
多くの好奇心の高い聴衆に守られているのかもしれない。
専門家が詳しく物事を知っているのは当たり前であるが、それを誰にでも伝えられるように出来る事は、この業界においてこれから求められている事ではないかと思う。
知らない事を知らなくても恥ずかしく思う事はないのだと思う。
聴衆の経験力に若手演奏家が勝るという事はまずあり得ないだろう。
むしろ、お客様に勉強させてもらえるように、その旨を伝える事の方が良いのではないだろうか。