今日、立ち寄ったスーパーのレジでこんな事が起こった。

 私の前の客が購入した中の1つに値札の無いピーマンの詰め合わせがあり、値段を確認する為にレジ打ちのオバサンが隣の先輩(であろう)レジ打ちのオバサンに、
『すいません、これ幾らですか?』
と訪ねたところ、
『自分で調べてきて~っ』
と、明らかにイラついた返答が!!

 どうやらピーマンの詰め合わせは日替わりのサービス品らしく、要は日替わりサービスと表記されたレジボタンを押せばレジ・カウントされるらしいのだが.....

 多分、今考えるに隣のレジ打ちのオバサンは、私が並んだレジ打ちのオバサンから同じ事を何度も聞かれた末に、その答えを導き出したのだと思われる。

 ここまでの展開を考察し、それじゃあ仕方がないと思われた方々は、プロ意識の何たるかを理解していないと言っておこう。

 本来、ここでプロとして向かわなければならない意識は客への配慮である。

 たくさんの客の面前で
『自分で調べてきて~っ!!』
とイラついて声を荒げたら、客自体がその雰囲気を訝しげに思ってしまい、お店のイメージダウンに繋がり兼ねない。

 ここで、本当の意味でのプロ意識が働いたのなら、
『日替わりサービスのボタンで~す♪』
と笑顔で対応する事で売り場の良い雰囲気を保ちつつ、後の休憩所やバックフロアでレジ対応の不味さを注意する事が本来、在るべき姿なのである。

 結局私が並んだ列のレジ打ちのオバサンは、先輩(であろう)レジ打ちのオバサンに言われるがまま生鮮野菜売り場まで確認をしに行き、その間支払い待ちの客がレジに要らぬ行列をつくる結果となったのである。

 正社員だろうが、契約社員だろうが、派遣だろうが、バイトだろうが、パートだろうが、そこに給料が発生している以上、自分のプロ意識が客(ユーザー)の心理にどれだけ向いているのか、技量が試されるのが職場なのである。
 最近の小学生に、
《人間は生まれ変わるか?》
と質問すると、
『生まれ変わる』
と断言するヤツが多いらしい。

 これを専門分野の著名人曰わく、
『何度もリセット出来るゲームの影響』
などと言うが、私はガキ共が影響を受けている事は否定しないが、一概にゲームだと断定する事に些か疑問を感じる。

 もしゲームの影響であれば、
『生まれ変わる』
と答えたガキ共は、ゲーム好きな男子が圧倒的多数を占める筈だが、
『生まれ変わる』
は男女共にほぼ同じ比率の考え方だと聞く。

 多分ガキ共の《生まれ変わる》の影響は《黄泉がえり》を発端とする、ここ7~8年の間に数本上映された、死人が何かに取り憑いて愛する人のもとに現れる荒唐無稽なシナリオが関係していると考える。

 そんな有り得ないラブストーリーに大人が泣きながら感動しているから、親の背中を見ているガキ共が素っ頓狂な考え方を持つのだと言いたい。

 私は非現実的な事に関しては考え方が途端に性悪になる。

 それが、例えどんなに崇高な賞を獲得し、幾多の人々に感動を与えたとしても、脚本の最初が既に嘘(空想)なのだからと観る気も起きやしない。

 空想の世界に感動を求める国は、かなりの平和ボケの国民に支配されているのであろうと思う。

 そんな奴らが放射能の知識すら覚えずに、瓦礫処理の受け入れを弱者気取りのモンスターペアレントと化して、血眼になって異を唱えているのだと思う。

 そんなクソ大人の背中を見て育ったガキ共が、まともな大人になるワケがないと感じた1日であった。
 私には少し遠い場所に憩いの場がある。

 そこは、ある共通の作品に対して好意的な方々が集う、お客様みんなの集える場所であった。

 しかしここ半年余りで、作品に対して些か....些かというよりかなり陶酔しきったコア(ほぼキ●ガイ)な人が決まった日(曜日)に主のように店内に居座り続け、それに対し強く断れない店主にも責任はあるだろうが、そのマニアックさに敷居を跨ぐのが億劫になってしまった。

 以前、一度だけ話し掛けられた事があるが、以前のブログで綴った《気持ち悪い人達》の条件に漏れない悪寒の来るタイプで、やはり早口で知識をひけらかすだけの人である。

 性懲りもなく、お店との関係は決定的に部外者なのにもかかわらず、キチ●イの末に勝手に店名を刷ったTシャツまで作り、それをわざわざ店内で着用しているという気持ち悪さぶりである。

 店主のブログを拝見する限り、毎週2日ペースで来店しているところをみると、多分、その気持ち悪さに彼には友人知人といった方々が周囲には存在せず、週末は心の広い(笑)店主の好意に甘えて図々しくも居座っているようである。

 このお店には、このお店に纏わる有名人も多少関わりを持っているのだが、その方との関係も決定的に部外者であるにもかかわらず、とある会場で楽屋に無理やり押し掛けてサインを貰った事を、
『私は有名人とお友達』
と間接的に自慢しているらしい。

 何か.......

 もしかしたら、たまたまこの人とお店で時間を共有してしまった何も知らない新規のお客様は、よほどお店の趣向への好意が無い限り、皆さんリピーターにはなって頂けないような気がします。

 私の休日は現在、そんな薄気味悪いあの人と重なる曜日にあるので、お店にお邪魔する時は有給でも取らなければと考えています。

 せっかく遠くの憩いの場を訪れても、薄気味悪いニヤケ顔で早口にまくし立てられても、決して憩いにはならないので(笑)、ガッカリ状態なのです。
( ̄○ ̄;)