いまの仕事でいいの?と思ったら読む本
著者: 児玉光雄

ストレートな題名が今の自分とリンクしたので、この本を読んでみることにしました。
自分は今の仕事を15年間続けているんだけど、入社当初から不満や不安を感じながら働いていました。
頭の中には常に「転職」の二文字がありながらも、それはスキルアップのための同業種ではなく、ただ漠然と好きなことで働きたいと考えているだけでした。

この本は転職を必ずしも勧める本ではありません。
チャンスを常にうかがっていることは大事だけど、まずは今ある仕事を全力で取り組みなさいと言っています。

本の中で心に響いたところを何点か紹介します。

◼️仕事とは
・組織においては「人間が仕事を選ぶのではなく、仕事が人間を選ぶ」という事実をしっかりと胸に刻む必要がある。
・仕事は自分のためにあるのではなく、その仕事に報酬を支払っている顧客のために存在する。なので、自分の顧客を強く意識して彼らを満足させるために精一杯持てる力を発揮して最高の成果を挙げることが大事である。

◼️仕事を楽しくするには
・仕事を通して自分が磨かれ成長すると考える。
・自分の個性を仕事に吹き込めば、どんな種類の仕事も好きになることができる。
・その業界での人材価値(独自の強み)を上げる努力をする。

◼️仕事や転職に対する姿勢
・人生を重ねると考え方も立場も変化するので、目の前の一瞬を生きることを最優先して自分の生き方を貫く。そうすれば自分の未来は変えていける。
・身の上に起こったことを全て必然と受け止めて
、その時々でベストを尽くす。それだけでなく、夢を持ち続けてチャンスをうかがいながら、その時が来たら逃さない心構えを持つ。


現状の仕事としっかり向き合って、マイナス要素だけでなくプラス要素を抽出することに努めることが大事だということがわかりました。
そうすれば、どんな仕事も面白くなり充実した人生を歩めるはず。


たか

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