「シオデ(牛尾菜)」

 

令和6年(2024年)5月30日撮影。


ユリ科またはサルトリイバラ科 シオデ属の多年草。

 

種類は2種類あり「シオデ」と「タチシオデ」があるが山菜採りには区別されていない事が多い。

 

群生せず、あまり見つからないことから「幻の山菜」と呼ばれており

「山のグリーンアスパラガス」「山菜の女王」とも言われている。

 

ん?コシアブラも山菜の女王でなかったっけ?

収穫方法は、北海道では5月後半から6月上旬に日当たりの良い草地でワラビが生える時期に、一緒に生えている事がある。

今回もワラビ収穫時に見つける事ができました。

令和5年(2023年)6月9日撮影。

昨年は1本しか見つけれなかったけど、今年は同じ場所で3本発生確認できました。

1本から3本程度発生し、群生して生えている事がないので大量には採れない。

 

成長とともにツルが出てくるので、食べれるのはツルが出る前の新芽の茎を曲げ折れる所から収穫する。

 

秋田では「ヒデコ」と呼ばれており民謡「ひでこ節」に登場し

「十七、八 ナ/今朝のナァ/若草/どこで刈ったナァ/このひでこナア/アラヒデコナァ・・・」と歌われている。

 

シオデは緑色のものと赤味がかったものがある。

 

発生時期:5月後半~6月上旬

食べ方:おひたし、マヨネーズ和え、天ぷら、肉巻きなど

 

山のアスパラと言われているから

アスパラのレシピと同じですね。

ワラビ畑の中に3本

発生状況の動画を撮影してみました。

撮影日:令和6年(2024年)5月30日

自宅に持ち帰り調理開始。

2本は赤味かかったものともう1本は緑色。

シオデの断面、アスパラと同じく茎の内部は緑。

1ヶ月後の令和6年(2024年)7月3日
同じ場所に1本発生していました。

シオデの調理方法

・シオデのマヨネーズ和え

・シオデの天ぷら

まず収穫したシオデを食べやすい大きさに刻む。

「シオデのマヨネーズ和え」

 

材料

・シオデ

・マヨネーズ

1.ゴママヨネーズ

  ・白すりごま 大さじ2

  ・白いりごま 小さじ1

  ・味噌 小さじ1

  ・マヨネーズ 大さじ2

 

2.おかかマヨネーズ

  ・かつおぶし 少々

  ・醤油 大さじ1

  ・マヨネーズ 大さじ2

①刻んだシオデを鍋に湯を沸かし茹でる。

②茹でたシオデにマヨネーズを和えて完成。

「シオデの天ぷら」

 

材料

・シオデ

・薄力粉100g
・片栗粉少々
・水100㏄
・卵1個
・氷

日本酒と一緒に…

①ボウルに小麦粉、水、卵を入れ軽くかき混ぜる。
 かき混ぜすぎる粘りが出て、とカリッとした食感にならないので注意。
 小麦粉・片栗粉を
 片栗粉を少し入れるとカリッと仕上がり
 衣を氷で冷やすとさっくりした食感になる。