白老郡白老町虎杖浜
「呉竹荘(くれたけそう)」
 
ディープな温泉の町、白老町虎杖浜温泉地区。
ついに来てしまった、禁断の廃墟系温泉宿。

廃墟系と言えばこの温泉のあと向かいにある昼食に寄った「かに太郎」も営業しているお店である


温泉情報はMさん「気ままに温泉。時々グルメ」さんからの情報、まだ営業しているのか見て来て欲しいと…

営業しているのかわからず、しばらく立ち尽くしてしまった(笑)

温泉は源泉掛け流し、加水、加温、循環、塩素消毒なしの自噴する温泉である。

呉竹荘の向かいは
食事をすると温泉も入浴出来た閉館した
「北のランプ亭」
「北京飯店」があります。
近くにある
こちらの「温泉民宿  赤富士荘」も1度2007年に1度閉館し、経営者が変わり復活したのだが、再度閉館した民宿。
こんな民宿が数多くある虎杖浜地区。
国道36号線に朽ちた「ライダーハウス」の看板のみ。
Google地図でも変な場所を示すしようやく探し当てました。
Google地図は正確な場所に変更しておきましたよ~
場所はこちら
https://goo.gl/maps/tNnVUfDHfSc1KYwV8

 

過去、この看板の上には呉竹荘の看板も明記してあったみたいです。
写真左側に呉竹荘の建物が見えます。
玄関に「営業中のプレート」が掲げてあると営業しているそう。
おそるおそる玄関を空け中に入ると、カウンター席があり左側の住居スペースから女性店主さんが出て来ました。
中は真っ暗、カウンターは何年も掃除されていない雰囲気。

玄関入ってすぐ見える所で、ここまで食堂が閉館時のままの雰囲気は初めて見ました(笑)
 
「あの~温泉は営業しているんでしょうか?」
店主「温泉は入れます」
との事で入浴料400円を支払い温泉へと向かいました。
 
後ろの壁を振り返ると、壁上部には木製のくすんだ「食事メニュープレート」が下がっておりここが元食事も提供するお店だった事を証明する物である。
女性店主は2代目でお母さんの時代から営業しているとの事でした。

今では温泉入浴とライダーハウスとして営業。
宿泊した事のあるライダーさんに話を聞いてみたいもんである。

〉追記
友人ライダーさんが宿泊した事があり
「花魁ガレイが絶品」のお店だったそう。

またある方の知り合いが、こちらが実家と言ってました。
世の中狭いもんである。
3階建ての建物で手書きの配置図があったので拡大してみました。
さてと脱衣場へと向かいます。

内部は動かなくなった電動マッサージ機が椅子変わり。
左側にトイレのドア、中央に下側が朽ちた温泉のドアと言う配置。
手書きで書かれた
症状別あなたのための健康入浴法
昭和62年の飲用温泉の.道新新聞記事
昭和42年の温泉分析表

 

では温泉へと向かいます。
岩でレイアウトされた、
大人3人でも入れば一杯になる湯舟と
シャワーもないカラン。

温泉の湯は淡い黄色、虎杖浜温泉の特徴ですね。
備品は石鹸とシャンプーが設置。
カランのお湯ももちろん温泉。
真ん中の仕切りは女湯との仕切。

男女の同伴者が居ても別々の湯に入浴でなく、同じこちらの湯に通されるそうである意味混浴温泉なのでしょうか?

向こう側の湯は使われていないのかな?
湧出量 1,250/分 を誇る新鮮な温泉がドバドバと湯舟に注がれています。
蛇口にはハンドルが付いておりお好みの湯量で入浴出来る。
動画でどうぞ
注入された温泉はこちらからオーバーフローされています。
温泉蓄積物、苔みたいなもの
コップが置いてあるので飲用も出来ます。
シンフロ〜

住所:北海道白老郡白老町字竹浦118の26
電話番号:0144-87-2333

泉質:食塩泉(緩和性低張高温泉)
泉温: 50.0℃、  湧出量 1250/分   自噴
pH 8.2 成分総計:1.245g/kg
温泉:内湯1
入浴料:400円  営業時間現在は不明
部屋数:?
駐車場:温泉前
HP
なし
地図
https://goo.gl/maps/tNnVUfDHfSc1KYwV8