北国ではお正月料理には欠かせない。
春と秋に釣れるホッケ
秋のホッケでほっけ飯寿司
を作りました。
北海道では外気温が氷点下となり、
部屋の温度が10℃を下回る季節でないと
腐敗が進むので、11月頃に作り45日間発酵させ
年末やお正月に間に合わすのがベスト。
今回は、2018年12月3日にホッケ釣りに行きタイミングが少し遅れてしまいました。
ホッケ釣り、秋シーズン11月~12月は
2022年、2023年、2024年は不漁。
2月にようやく釣れたけど
笹の葉が雪に埋もれているので
秋に笹の葉を収穫し冷凍保存し2月に使うのが良いでしょう。
飯寿司は、米麹、魚、野菜を漬けて、
乳酸発酵させたものであり、
魚や野菜から出た旨みが麹とからんで、
とてもまろやかな味わいになり、
そこに程よい酸味がプラス。
ご飯のおかずや酒の肴によく合います。
今回のレシピはホッケ釣りの先輩
【曽我部 秀明 師匠】伝授
ホッケを塩漬けしないのでしょっぱくない。
ホッケを塩漬けしないのでしょっぱくない。
仕込み日数 3日+45日
事前準備3日間
ホッケの冷凍 一晩。
ホッケの血抜き 1日。
ホッケの酢漬け4時間、酢をザルに空け一晩、
仕込む前日にニンジン、大根を刻み塩を降る。
仕込んで45日で完成。
材料
ホッケは今回50匹分に対し
①
米~2合半
麹~おわんで二分の一
砂糖~おわんで二分の一
塩~おわんで二分の一
みりん~125g
酢~175g
酒~1.25合
②
にんじん~6本
ダイコン~大2本
しょうが~2袋
なんばん~0.8袋
笹の葉〜35枚
おわん1杯の分量はみそ汁用で220ccを基準。
おわん1杯の分量はみそ汁用で220ccを基準。
笹の葉を里山で収穫。
夏場に収穫して冷凍庫で保管する方もいる。
夏場に収穫して冷凍庫で保管する方もいる。
冬に収穫した笹は、先が枯れているので、
ハサミで枯れている部分をカットします。
ホッケのウロコを取り、腹を出し三枚におろし
冷凍庫で一晩冷凍し、解凍。
冷凍させる事で寄生虫のアニキサスは死滅するが
冷凍しても死滅せず低温でも
繁殖するポツリヌス菌には注意しましょう。
解凍したホッケを食べやすい大きさに切り
血抜きする。
ザルに空け冷蔵庫で一晩置きます。
ホッケの身が締まり分量が少し小さくなりました。
お米を炊き粗熱が取れるまで冷まし、
麹と日本酒を合わせておきます。
しばらくすると、麹がお酒を吸ってふっくらしてきます。
しばらくすると、麹がお酒を吸ってふっくらしてきます。
熱いご飯に麹をまぶすと麹菌が死んで
しまいますので必ずご飯を冷ましてから
麹をまぶしましょう。
麹菌の生育温度は0℃~40℃、
水中65℃で(50分まで)、
乾燥状態で120℃(60分~120分)まで耐えると言われています。
前日のうちに、にんじん、だいこんを刻み、塩をまぶしておく。
包丁で捌いたので2時間くらい
掛かってしまいました。
道具使うと少しは時間短縮出来るのかな?
翌日塩をまぶした人参、大根に鷹の爪、
刻んだ生姜を入れます。
んで令和元年(2019年)
新兵器登場\(^o^)/
メーカーの回し者ではありませんが、
「ののじのサラダおろし」
「ののじのサラダおろし」
大根と人参があっと言う間の20分で終了。
大幅に時間短縮になりました。
大幅に時間短縮になりました。
材料が滑らないように、手袋をはめて作業すると作業しやすいです。
それでは樽に漬け込みます。
先ほどの、
先ほどの、
1.ホッケ
2.野菜(大根、人参、生姜、鷹の爪、生姜)
3.米麹(米、麹、砂糖、塩、みりん、酒、酢)
の3チームに分類します。
北海道上川町「上川大雪酒造(緑丘蔵)」などの日本酒で…