苦役列車 | 鷹憎ブログ

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映画・音楽についての駄文
たまにボンクラ私生活について
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2012新作映画

苦役列車

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65点※あっちゃん度120%

↓予告編貼っておきます


バルト9で観てきました


興行収入的にはかなり苦役らしいと事前に聞いていたので、結構ガラガラなのかと思っていましたが、バルト9(シアター2)はかなり入っていました。びっくりしたのが、女子高生らしい4人組がポップコーン片手に入ってきた時は、内容知っていて観に来たのかビックリしました。

私小説ってあまり読んだことがなくて、最後に読んだのがリリーフランキーの「東京タワー」
ぐらいで滅多に読むことはないのですが、西村賢太の破天荒な半生が書かれている「苦役列車」は結構気になっていたんです。

↓北町貫多(森山未來)人足で稼いだ金を酒や風俗に使う、まさにダメ人間。
唯一の趣味は本を読む事
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そんなしがない人生を送っている貫多だが、人足で知り合った日下部正二(高良健吾)と
初めて友達ができ、親しくなっていく
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貫多が気になっている女の子、桜井康子(前田敦子)
“私も好き「獄門島」”
のセリフには正直驚いた!!
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この映画やっぱり“あっちゃん力”がヴィンヴィンなんですよ!
桜井康子の隣に住んでいる老人の下のお世話とか、海にほぼ下着姿で入って行くシーンとか
かなり体張った演技が満載。
あっちゃんの何考えてるのか分からないあの感じが
この役(康子)にぴったりでした。

↓貫多が康子に迫るシーン
あっちゃんのカウンター気味のチョーパンが観れる。これだけでも観る価値あり!
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映画としてはすごくうまくて、ざらついたフィルム感や、テロップのあの昭和感というか東映セントラル・アーツ感がたまらなく良かった!最近の東映映画は結構レベル高い!

ただ、やはり「苦役列車」っていう割には苦役感があんまり足りない、結局、貫多の自業自得なんだけど、その行為に至る混沌とした世の中の時代背景をもっと描いてほしかった。

↓貫多が康子の手を舐めるって行為、こんなこと流石にしないだろ!
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ある意味モテキ的な映画
マキタスポーツもいい味出してたし

オススメです


山下敦弘監督ワークで一番好きな映画
「リンダ リンダ リンダ」
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こっちもオススメ


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