卵巣癌の治療費まとめ | HANAトリネガ両側乳癌&IgA腎症&卵巣癌闘病記

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・2010.06〜 
右乳癌の全摘手術、抗癌剤
・2014.11〜 
左乳癌の全摘手術、抗癌剤
・2020.01 BRCA1発覚
・2021.02〜 
IgA腎症、扁桃腺摘出手術、ステロイドパルス療法
・2022.03〜
卵巣癌手術、抗癌剤、維持療法

時々HSC娘の不登校について
のブログです。

確定申告の時期です。

昨年は卵巣癌になって医療費が嵩みました。

どなたかの参考になるかな、これまでの医療費をざっくりまとめます。

2022年医療費は

卵巣癌が確定するまで:7万円

お腹に違和感を感じて、近所の病院に行ってから、手術を受けるまでにかかった金額です。

・MRI

・PET-CT

・紹介状

・遺伝カウンセリング

・内診

・癌検査

など2022年3月〜4月の間に次々受けました。

開腹手術:18万円(7万円)

卵巣、卵管、子宮、大網の全摘手術をした時、10泊11日の入院費用です。

健康保険組合から限度額適用認定証を交付してもらえば、収入に応じて減額されます。

その他に、後から健康保険組合より療養給付金が11万円貰えたので、支出は実質7万円になりました。

TC抗がん剤全6回:15万円

術後1ヶ月ほど経ってから、抗がん剤を全6回打ちました。

2022年5月〜9月。

初回は2泊3日入院して投与し、6万円でした。

2回目から6回目は通院で1.8万円×5回でした。

この金額は制吐剤などの薬代も含んでいます。

腸閉塞入院:15万円(6万円)

2022年7月に、腸閉塞になって10泊11日入院しました。

これも健康保険組合の限度額適用認定と、療養給付金で9万円貰えたので、支出は実質6万円になりました。

維持療法1ヶ月:18万円(7万円)

さてここから、更に高額になっていきます。

維持療法で使うリムパーザ600mgは高い。

一錠5,000円の薬を1日に4錠、つまり2万円。

3割負担で、1日6,000円。

6,000円を月30日なので、18万円。

ゾッとする金額です。

これも健康保険組合の限度額適用認定と、療養給付金で月に11万円貰えたので、支出は実質7万円になりました。

これを2年間続ける予定でしたが、貧血になったため2022年11〜12月の2ヶ月だけでした。


2022年医療費合計は49万円

91万円支払って、42万円戻って来たので、実質49万円の支出でした。


生命保険でがん保険に入っていたので、入院一時金が貰えたのと、確定申告で医療費控除を受けるので、黒字になりました。

でも今年からは通院治療になるので、生命保険で補填されないため、赤字確定です。


今後の出費は?

​減薬1ヶ月:15万円(5.6万円)

1ヶ月休薬の後、リムパーザ500mgに減薬しました。

2023年2月、現在です。

金額も1日6,000円から5,000円に減りました。

それでも5,000円を月に30日なので、15万円。

これも健康保険組合の限度額適用認定と、療養給付金で月に9.4万円貰える予定なので、支出は実質5.6万円になりそうです。

3月以降:9万円(4.5万円)

限度額適用認定を年に3回以上使うと、4回目から限度額が更に下がるそうです。

我が家の場合、2月で3回適用になるので、3月から減額予定です。

これがいつまで下がるルールなのか、わからないので、出費の全貌はわかりません。


2023年リムパーザ代は

支出予定は5.6万円+4.5万円×10ヶ月=50万円?

高い。高すぎる。


という事で、クビになったパートを再開しないとなぁ、子供達の学費もかかるしなぁ、、、と思う今日この頃です。