手術翌日 | HANAトリネガ両側乳癌&IgA腎症&卵巣癌闘病記

HANAトリネガ両側乳癌&IgA腎症&卵巣癌闘病記

・2010.06〜 
右乳癌の全摘手術、抗癌剤
・2014.11〜 
左乳癌の全摘手術、抗癌剤
・2020.01 BRCA1発覚
・2021.02〜 
IgA腎症、扁桃腺摘出手術、ステロイドパルス療法
・2022.03〜
卵巣癌手術、抗癌剤、維持療法

時々HSC娘の不登校について
のブログです。

昨日、三時間掛かって、全摘手術が終わりました。


全身麻酔中には、今年亡くなった親戚の叔父さんの夢を見ていました。
子供が熱を出してしまって、葬儀に参列出来なかったから、お互い気になってるのかな。
いとこに電話してみよう。
夢から覚めたのに、あー手術していたんだ、夢から覚めなきゃ良かったと思いました。

先生は透明のビニール袋に入れた切除物を、やや持ち上げて明るめのトーンで「見るー?」と聞いてきたので、拒否しました。
お肉屋さんの買い物帰り風でした。
そんな事を皆に聞いてるのかな?
見たい!って人もいるから、私にも聞いたのかな。
病棟に居る時と外来診察している時で先生の性格が微妙に違う気がする。
前の時も思った。
オペに自信があるのかな。
毎週オペをやってるから感覚がおかしくなってるのかな。
おかしくもなるよな。
毎週月曜の朝9時から1日に3、4人の胸を切って縫ってたらさ、鈍感にならないとやっていけないよね。
月曜の朝9時のサラリーマンなんて、パソコン立ち上げてメールチェックして、コーヒーすすって、あくびしてる時間だよ。
先生は良く頑張っているよ。

手術前、最後の診察で超音波検査をした。
前回の検査から約1ヶ月放置したので、さらにしこりが大きくなったかな?と気になってモニターを覗くと、前回と変わっていませんよ。と聞かなくても気にしている所を答えてくれる。
期待させるような事は言わないし、必要以上に不安にさせる事も言わない。
その正しさに救われている。

センチネルの結果、リンパは無事だったそうです。
良かった。
とても良い知らせなのに、ちっともホッとしないのは何故だろう?
喜びがこれからじわじわくるのかな。
どちらにせよ、この先の治療は同じだからかな。
根性がいじけてるからかな。
信じられない気持ちでいる。
あの若造医者が超音波診断のとき変なこと言ったせいかな。
若造医者のコメント集を今度アップしてみょっと。

術後、三時間経ったら水を飲み、四時間経ったらお小水の管を抜いてトイレに歩き、五時間経ったら酸素マスクを外す。
手術当日は食事は無し。

翌日は点滴打ったり、消毒したり、くらくらしたり、ゴロゴロ寝たり、食事をして、終わりました。
傷は全く痛くなく、ロキソニン飲まずに過ごせる状況。
胸って本当に要らない部位なのね。
腕も上げられるし。。。

病棟は老人が多く、看護師さんの忍耐力に頭が下がります。
志村けんが演じるおばぁさん(意味わかるかな?)にそっくりなやり取りが繰り広げられていて、笑ってしまう。
あれは誇張じゃなかったのね。
リアルコント。。。

今後は、ドレーンが30ml以下を目指します。
★オヤスミナサイ★