ある人 ２
ある人の続きです。
その人は関西生まれ、関西育ちですが関西弁が話せません。
意識して話すとまるで、
ドラマで関西出身以外の役者が、台本に書かれたままの
イントネーションの変な関西弁を話すみたいに不自然になります。
理由は…
その人の母親が幼い時から躾けとして、
育った地元の方言を話さないように、
使わせないようにしていたようです。
標準語を話すように、と。
「いつどこに、●●くんは連れて行かれるか分からないから…」
母親との間を引き裂かれるまでずっと。
自身が早く亡くなる事が分かっていた為か？
その人の行く末を案じて育てていたようです。
どうして連れて行かれるのか？本人は分からないまま
それを守らねば、きっと怖い目にあうだろうから
自分が発し使う言葉には気をつけるよう
常に意識していたようです。
佐藤琢磨
ある人 １
ある人について書きます。
その人は母親と二人暮らしでした。
その人は「愛人の子」と幼い頃、狭い世間から教えられました。
その人は学校に通い始める頃、
初めて会う父親と言う人に母親から引き裂かれました。
その人は兄と呼ばれる年上の人間に苛められながら育ちました。
母親と新しい母親は何故か顔がよく似ています。
その後すぐに母親は亡くなりました。
その人は「家族」と言われる人々の家で
家族の一員と言う役を演じ続け、大人になりました。
その人の大好きな食べ物は
母親が握ってくれたおにぎりです。
大きくて硬くしっかり握りこんだ
自分の為だけに作ってくれたおにぎり。
「もう二度と食べる事ができないけどね…」と呟いていましたが
昨年秋に同じようなおにぎりを、偶然頂く機会があって
本人、びっくりしていました。
そしてこみ上げて来るものがあったご様子でした。
体力の低下
昨日ジムに行ってみた。
約１ヶ月ぶりな感じだ。
脚の調子も違和感あったが、
約５ｋｍほどランニング（否）ウォーキングをしてみる。
身体を温める意味もあるけど薄ら汗すら出ない、
それだけ体が動いていない。
設定速度も痛みを我慢できるスピードでも
いままでの70%程で根を上げそうだ。
冬場はまず全身を温めてからストレッチで筋を伸ばし解すが
どれも痛みを伴う。
だらしない、２月はトラブルがあったりで
ジムを休みがちだったがこうも衰えているとは。
ベンチのウェイトも100ｋｇ上げるだけで
ヘトヘトになっている。
腹筋すら連続で５０回も出来やしない…
医者が言うところの見た目は身体は治っているらしいが
それまでの日常であった体力が著しく落ちている。
自分自身、ガックリ来た。
この冬はめずらしく風邪をひいたし…
自分の身体の中で起こっている、
再生に伴うダメージは想像以上だったみたいだ。
これはじっくり時間をかけながら身体の回復をみつつ
調整しないとダメだね。
まだまだ闘わなくちゃいけない…
今は身体を元に戻す事を優先して心労は抱えないようにしたい。
何をもってしてそれが心労か？
世の中誰しも持ち抱えているレベルや問題や心労ですら
今の俺には身に染みる。
今まで出来た事が出来なかったり、うっかり大事な事を忘れてしまう、とか…
気を引き締めないとね。
まずは、昼食を取らねば。
先のSugakiya以来、お箸を持ってしかも座って食事なんてしてない。
ちゃんと食べないとね。
某フードコートにて
３時のおやつって時間でも少し遅い位の時間に昼食。
某フードコートのSugakiyaにてチープで味わい深くないラーメン（290円）を。
290円、トッピングからして今も昔も変わり栄えしないチープさ。
中学、高校とガッコ帰りにはSugakiyaにはお世話になったものだ。
ラーメン１杯じゃ物足りない、当然追加したよ。
和風つけ麺（490円）も…
それほどこだわり持って、ここは美味しい！って意味で選んだ食事じゃない。
かつおの香りただよう白湯スープに
黄色いかんすいの利いた安っぽい麺が
ただなんとなく食べたくなった、だけ。
少し、過去を振り返りたい…そう思って。
いただきます、ごちそうさまでした。
このスプーン、いつの間にリニューアルしたのかな？
和風つけ麺もね。(ボリューム２倍の太麺、季節商品）
