【その他】祇園祭山鉾巡行&神幸祭 | Tの気まぐれつぶやき

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17日、現地からも少しアップしましたが、祇園祭山鉾巡行について書いて行こうと思います。

京都に行く前、京都ご出身のロザン友・Cさんに情報をお伺いしてから行きました。
辻廻しを見るなら、一番混雑する四条河原町交差点より、河原町御池交差点が良いかもと。

朝8時半前に京都駅に着き、ホテルに荷物を預け、地下鉄へ。
地下鉄の券売機は大混雑。
こんな時の為に、うち夫婦はICOCAを持ち歩いてます。
いや~、西京極での試合後、阪急の西京極駅券売機も大混雑の為、数年前から持ち、関西方面へやってきた時は大活躍しております。
今回も持っていてよかった~と思いました。

烏丸御池で乗り換え、京都市役所前へ。
そう、Cさんオススメのスポット・河原町御池辺りで見学する為。
こちらに着いたのは9時半頃。
地下鉄乗る時、駅で配られてた祇園祭ガイドによると、先頭・長刀鉾が河原町御池にやってくるのは10時半頃ということで、まだそ~んなには人がいない状態でした。

河原町御池交差点からやや寺町通方向、市役所を真正面あたりの日陰、招待席後ろの柵の最前列を陣取る。
その時はまだまだ時間あるなぁと思っていたのですが、10時くらいから人はだんだん増え始め、なんと10時15分頃にはコンチキチンとお囃子の音が聞こえ始め、歓声とともに河原町御池交差点に、先頭の長刀鉾が姿を現しました。
こういうものって時間より遅れがちですが、いわれている時間よりやや早い到着にビックリ。
あ、10時半は出発予定時刻?!

唯一、生稚児が乗る長刀鉾。先頭ということもあり、辻廻しを見守る皆、真剣に長刀鉾へ視線を注ぎます。
辻廻しで鉾が動くと大歓声。祭りムードたっぷり。
長刀鉾が完全に、御池通を烏丸御池方面へ向いた時は大拍手でした。
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河原町御池交差点を出発し始め、こちらに長刀鉾が近付き、お稚児さんを見上げる・・・大変だなぁ、まだ子供なのに(汗笑)。でも、やりたいと名乗り出て出来るものでもありませんし、相当な名誉なこと。一生の思い出になるのでしょうね。


そして、長刀鉾の次ぐらいに歓声を浴びたのは蟷螂山。
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山鉾で唯一カラクリがあり、上に乗った蟷螂が時折、羽を拡げます。
意外でした、大人も歓声をあげるとは(汗笑)。

私がこの蟷螂山に興味を持ったのは森見登美彦さん作「宵山万華鏡」を読んで。
この作品、小学生の女の子が蟷螂山に興味を持ち~といった内容だったと思うので、子供には大人気なんだろうなと思ったのですが、大人にもすご~く人気でした。こんな表現して良いのかわかりませんが、すごくウケていました(汗笑)。


あと私が凄いと思ったのは船鉾。
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まさに豪華絢爛な出陣船といった感じでした。


ここまでは陣取った場所で見ていたのですが、これ以降は移動をしながら、見学。
下の写真は三条通を過ぎた辺りの南観音山の後ろ姿。
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しんがりの南観音山。
さすが後ろ姿も美しい。

もちろん、こちらだけでなく、全て美しく、ほんと見事な山や鉾ばかりで、山鉾巡行が“動く美術館”と言われたりしているのがよくわかりました。
そういえば昨年、ユネスコ無形世界遺産に登録されたのでしたよね。



夕方、鴨川の納涼床を楽しんでいると、歓声とともに三条大橋を渡る神輿を見ました。
神幸祭です。
クライマックス・山鉾巡行は終わったけど、祇園祭はまだまだ続きます。

帰りに、四条河原町から寺町通方面に行った辺り、神幸祭で回った神輿が還幸祭まで鎮座する御旅所を通ったら、八坂神社の粽が売ってました。
粽は宵山までに、山や鉾で買うものと思っていたので感動してしまいました。
祇園祭ならではの食べられない粽。
でも先程話した「宵山万華鏡」は粽を口に突っ込みます(汗笑)。
そんな粽を実際、手にしてみたいと思ったのでとても感動しました。
下の写真が翌朝、ホテルで撮った粽です。
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さらに四条烏丸方面へ向かうと、木のオブジェを撮影している方々が。
なんと飾りや車輪が取られ、解体された長刀鉾です。
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山鉾巡行が終わるとすぐ解体されるのですよね。
こんな潔さも祇園祭の魅力なのかもしれないなぁと思います。