前日、サスペンション交換の際にやってしまったミッション側(左側)のドライブシャフト脱臼!


昼前に出かける用事があって、8時30分にスタートしてせこせこやってましたが、10時過ぎに脱臼が発覚!


もうね、絶望感たっぷりでした…


サクっとwebで検索すると、結構やらかしてる人が多いみたいです…


昔、姉の乗ってたGD1のフィットでは脱臼しなかったのに、ナックルがステップワゴンの方が重いのか?


前日記事にした通り、脱臼防止でナックルとサスペンションの締結部を紐で結んでいたのですが、

仮留め程度にぐるぐる巻きだったのが緩んだのが原因でした。せめて蝶々結びにすれば…💦




↑の画像は、ブーツバンドを当日持ち合わせて居なくて、ブーツつけたまま四苦八苦して脱臼箇所を

嵌め込んだ際の画像です。


この後、作業場所から少し動かして前後してみると…


ゴキン!!


音が左のドライブシャフト付近からしたので、

「お⁉️嵌りきらなかったのが入ったか⁉️」

なーんて、期待してました。


取り敢えず組み上がったと喜んで、予定より1時間遅れの11時30分に出掛けられました。


しかし…

直ぐに症状は現れました…



大きな国道に出て加速していくと…

40km/h過ぎから60km/h付近で車体フロントが小刻みに上下振動する事態に…

まるでホイールバランス狂ってるタイヤで高速道路を走行しているかの様でした…


色々試すと、アクセルONの際にしか症状は現れない…

症状が出るのは↑の速度の辺り(※下道で検証のため)

惰性やエンブレ走行では症状現れず…


何度も検証してこの様な症状を確認したので、やはりドライブシャフト脱臼原因だと感じました。


距離もそれなりなので、リビルトのドライブシャフトに載せ替えも考えましたが、一度ドライブシャフト

を点検してみる事にしました。


点検の前に、ドライブシャフトブーツのバンドを発注!

バンドは巻取式でバンドのテンションをかけるタイプと、カシメる様にしてかけるタイプがあります。

着いていた純正のバンドは後者だったので、純正品のバンドを発注しました。


後日バンドを入手しましたが、


まさかの巻取タイプ💦



いや…

ミッションとかサブフレームとか色々邪魔して、巻取式のブーツバンドツール入らないんだけど💢


仕方ないので、そのまま作業を進めます…




このインナー側の大きい方のバンドをニッパーでカットします!

先に書いた通り、狭い場所なのでなかなか難しいです…


ブーツを傷付けない様に、なんとかバンドをカットしてブーツを剥くと…



カタン‼️


ファ⁉️




ドライブシャフトはまだ抜いていないのに、ブーツからベアリングが落ちて来た😅



このままではドライブシャフトが抜けない…

もう一度サスペンションとナックルを分離して、故意に脱臼させる事としました。





ドライブシャフトを故意に脱臼させてグリスを拭き取ると、ベアリングが外れて、ベアリングの

刺さってる(載ってるだけ)のスパイダーが出て来ました!

グリスを拭き取って傷や欠損のうむを確認しますが、問題無さそうです!





次にベアリングの確認!!

グリスを拭き取ってこちらも傷を確認しますが、問題無さそう!

ベアリングの動きも問題無し…


恐らく、ブーツをはめたまま、脱臼を嵌め込んだ後の点検動作中に「ゴキン」といったのは、

ブーツを剥いた際に落ちた1つのベアリングが原因かと思いますが、こちらも問題無し…



最後に、このベアリングやシャフトが入る雌側のカップも軽くグリスを拭き取って点検しますが…






無理にベアリングが外れた際に着いたであろう傷(エグレ)が出来、ささくれが小さく発生してました…


ささくれはニッパーで除去します!


この削れ(エグレ)も、回転物の為にバランスの点で気になりますが、このまま進めていきます!!


ダメなら、リビルト品のドライブシャフトに交換します!!




後編に続きます