気付けば1ヶ月くらい掛かってます…(>_<)
まぁ、要因は時間がとれない事と、古い車両なので、部品調達に手間取ってるっていうのがあります(汗
部品に関しては、馴染みのところ経由で調達しましたが、そこに出入りしてる部品商の営業さん、ゆとり世代のためか、ろくに部品取り寄せできません。
写メで現物の型番を連絡してましたが、廃盤になっているベアリングの代替品が見つけられなかったようで、後日現物を渡しました…
今日、天気もよく交換しました!
一応、新品の型番を備忘録として掲載…
これはクラッチディスク。
さらにクラッチカバー
写真は無いけど、ノックピンは6mm×20mmを2本。
フライホイールを出してきて…
パイロットベアリングを圧入…
圧入と言っても、そんなに固くないので、適当なラチェットのコマを持ってきてハンマーで打ち込めば完了!
車両に登載して…
フライホイールはエンジン側の取り付けに1ヶ所にノックが有るので、合わせてボルト留め。
レリーズベアリングも新品を取り付け、各部を脱脂、グリスアップします♪
もちろん、フライホイール、クラッチカバー、クラッチディスクの全ては組み付け前に入念にパーツクリーナーで脱脂しました。
簡単に掃除して
カバーとディスクをクラッチの部屋に入れ、フライホイールとクラッチカバーとを組付けする前に、クラッチディスクのまん中のセレーション部ににインプットシャフト(ミッションの接続)を挿入します。
手元にクラッチグリスが無かったので、モリブデングリスを極うっすら塗って軽く拭き取っておきました。
本当はクラッチグリスが指定ですので、真似しないで下さい(^-^;
インプットシャフトが綺麗に嵌まると、このように…
ここは、乗用車と重機とのクラッチ交換で大きく構造の異なるところですね(^-^;
乗用車だと、インプットシャフトが単体でスライドするなんてなかなか見掛けません…
そもそも存在するのですかね?
この後はカバーを組付け、クラッチ操作を確認…
フライホイールを研磨した事とか色々あり、通常よりもミート位置が奥になります。
でも、交換前のクラッチカバーのダイヤフラムスプリングが反っていた事もあり、全くクラッチが切れませんでした…
クラッチはペダルからリンク機構でレリーズを操作する構造で、途中でアジャスト構造になっています。
今回はここで調整し、クラッチディスクが
クラッチカバーと離れるのを確認します。
最後に、忘れ物(爆)が無いことを確認して、エンジン始動!!
ニュートラルギアで、クラッチペダルを操作して、カバーとフライホイールが回転してる中で、クラッチディスクだけが回転が止まるのを確認して、ほぼお仕舞い!
あとはクラッチ部屋の蓋をして、ミッションオイルを交換して…
最後に車両の前進後進を何度も確認し、ミート位置を確認して出来上がりました!
費用は合計で8諭吉くらいです。
工賃は自分作業なのでありません。
重機やフォークリフトの整備ってディーラー作業だと高いと聞きますが、どうなんでしょうね?
次回仮にこの車両で同じ作業をする場合は、フライホイールは新品交換しようと思います。
ベアリングは、レリーズ、パイロット共にゴロゴロしてたので、大変静かになりました♪
残念ながら、完成画像は撮り忘れました…
ご了承下さい(^-^;
これで、ちょっとは親孝行できたかしら?
親的には「スゴい」「ありがとう」とは言ってくれましたが…