天皇陛下のところへ伺うときは、何かあったら  切腹する覚悟で・・・祖父と父から受け継がれた思い

 

        

 

        初めて祖父 大場秀吉 が 昭和天皇の皇太子殿下時代に 

        御理髪掛を拝命し、御所に伺った時に、刃物をあてるため

        何かあったら 切腹する覚悟で臨んでいた と 父 栄一

        から 聞かされていました。

 

        御所に伺っている時の話は、全くといっていいほど会話の中で

        話される事はなく、2代目の父 栄一 からも 聞いた事は

        ありません。

 

        ただ、もの凄い緊張感の中 おつとめを果たしていたのだという

        事だけは、幼い頃から気配で感じていました。

 

        天皇陛下 は 現人神として 決して 失礼があっては

        ならないと 肝に銘じていたのでしょう・・・